575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

今日は「処暑」     遅足

2009年08月23日 | Weblog
今日は二十四節季の一つ、処暑。
処とは「留まる」「止まる」という意味。
日中の残暑はあっても、朝晩はすずしくなります。
暑さがおさまるのが処暑です。
秋らしさが目に肌に。
空の高さ、澄んだ空気、長くなった影・・・

歩行器がなくては歩けなかった母、
リハビリで初めて杖もなしに歩く練習を。
「最初の一歩が怖かったけれども、歩けた!」
と嬉しそうでした。

  踏み出す蹠(あうら)に力処暑の母  

旧暦の七月七日は、今年は8月26日(水)です。
新暦の七夕は梅雨の頃で、天の川などは見えません。
処暑過ぎの頃ならば、空も澄んで星もよく見えます。

  文月や六日も常の夜には似ず   芭蕉

文月は旧暦で七月のこと。
七夕の前の夜も常の夜のようではない。
一年に一回の逢瀬。
待つ恋心を詠ったものでしょうね。



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柿通信    角寿

2009年08月23日 | Weblog

昨夕、久しぶりに柿畑を見てきました。
この暑させいか、柿の粒は、大きくなっておらず、
見た目には、変化は、見られませんでした。
きっと、照りつける太陽の日を浴び、
内部充実に努めているのでしょう。
秋風が吹き出すと、一気に大きくなり、
色付き出すでしょう。
出歩くようになれば、また、お知らせします。

   

久しぶりの柿通信。実は充実してきましたね。
赤くなるのが楽しみです。  遅足

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秋暑し国を憂いて幾千万   朱露

2009年08月23日 | Weblog

    まるで旧軍部が使いそうな言い方だ。
    二千九年八月三十日は総選挙の日だ。
    国と自分の行方が一体の思いになる。
    戦後何十回も投票したがこれほどの。

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