575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

京の和菓子・清浄歓喜団・大河ドラマに登場    遅足

2012年03月08日 | Weblog
祇園の石段下南にある亀屋清永。
ここに「清浄歓喜団」という変った名のお菓子が。

形は茶巾しぼり。色は焦げすぎた茶色。そして固い。
由緒書きによれば、もともと唐菓子と呼ばれた
中国の菓子で、千年の歴史を持つとか。

作り方は、こしあんに7種類のお香を練り込み、
米粉、小麦粉で作った生地で、袋状に包む。
そして胡麻油で二十分間、揚げる。

昔は、こし餡ではなく、柿や栗などの果物を入れていたそうです。
先日、大河ドラマを見ていたら、中井貴一演ずる忠盛が
この御菓子を食べていました。
当時は、貴重なお菓子だったんでしょうね。

源平、中世の味でした。
コメント
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