3月の句会が近づいてきました。題詠は「東風」です。
歳時記によれば、春になって東あるいは、北東から吹いてくる風のこと。
寒気もゆるんで、ようやく春らしくなる頃です。
もともとは漁民の間で使われていた言葉のようです。
名古屋でも東風は吹くのでしょうか?
あまり意識したことはありませんが、東風と言われた時、
まず思い起こすのは、菅原道真の歌。
東風吹かば思い起こせよ梅の花・・・です。
正しくは
東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れ
でした。失礼しました。
こんな句もあります。
われもまた人にすなほに東風の風 中村汀女
晩年の母は、冬の間、風邪を引いて臥せっていることが多くなりました。
東風が吹く頃になると、薄皮をはぐように元気になりました。
花好きの母の居まさぬ東風の家 遅足
句会には、どんな東風が吹くのでしょう?楽しみです。
歳時記によれば、春になって東あるいは、北東から吹いてくる風のこと。
寒気もゆるんで、ようやく春らしくなる頃です。
もともとは漁民の間で使われていた言葉のようです。
名古屋でも東風は吹くのでしょうか?
あまり意識したことはありませんが、東風と言われた時、
まず思い起こすのは、菅原道真の歌。
東風吹かば思い起こせよ梅の花・・・です。
正しくは
東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れ
でした。失礼しました。
こんな句もあります。
われもまた人にすなほに東風の風 中村汀女
晩年の母は、冬の間、風邪を引いて臥せっていることが多くなりました。
東風が吹く頃になると、薄皮をはぐように元気になりました。
花好きの母の居まさぬ東風の家 遅足
句会には、どんな東風が吹くのでしょう?楽しみです。