週刊俳句から出された「俳コレ」のなかの一句。
作者は1991年生まれ。
部屋のなかを見れば、確かに腐敗するようなものはありません。
食品にも防腐剤がちゃんと入っていて、全然腐りません。
作者の部屋には冷蔵庫もないのかも知れません。
そうなれば腐敗するものは人間しかないのかも。
昭和30年代、三丁目の夕日の時代。
電気冷蔵庫など、一般の家庭にはありませんでした。
台所はジメジメしてナメクジがいたものです。
すっぱくなった御飯も洗い直して食べたものです。
私たちの生活が、いかに自然から遠いものになったのか、
改めて実感されてきます。
この延長線上に孤独死も・・・・
作者はそんな生活は嫌だと感じているようです。
こんな句も。
父といっしょがよかったころの扇風機
父親と一緒にいることが喜びだった子ども時代。
それを保障していたのが扇風機だったというのです。
私の世代は団扇でした。 遅足
作者は1991年生まれ。
部屋のなかを見れば、確かに腐敗するようなものはありません。
食品にも防腐剤がちゃんと入っていて、全然腐りません。
作者の部屋には冷蔵庫もないのかも知れません。
そうなれば腐敗するものは人間しかないのかも。
昭和30年代、三丁目の夕日の時代。
電気冷蔵庫など、一般の家庭にはありませんでした。
台所はジメジメしてナメクジがいたものです。
すっぱくなった御飯も洗い直して食べたものです。
私たちの生活が、いかに自然から遠いものになったのか、
改めて実感されてきます。
この延長線上に孤独死も・・・・
作者はそんな生活は嫌だと感じているようです。
こんな句も。
父といっしょがよかったころの扇風機
父親と一緒にいることが喜びだった子ども時代。
それを保障していたのが扇風機だったというのです。
私の世代は団扇でした。 遅足