稔りの秋です。
かっては、田が色づき始めると、畦には案山子が立ち、穂波のまわりに、光り物がぶら下げられたものです。
そんな日本の秋の情景も、めっきり少なくなりました。
すずめの食害が減ったのでしょうか。
米を食べるから農水省、数の変化は環境省とそれぞれの分野で追跡しているようですが、
その結果、半減から5分の1という数とのこと。
住宅様式の変化、農業の機械化など雀にとっては、辛いことばかり。
親雀が連れている子雀の数も減少。少子化は明らかです。
原因はなべて人為。
俳句の季語に「雀蛤となる」がありますが、そう思うのも、せめてもの贖罪でしょうか。
・ 蛤になるべく雀砂浴びす 上野一考
かっては、田が色づき始めると、畦には案山子が立ち、穂波のまわりに、光り物がぶら下げられたものです。
そんな日本の秋の情景も、めっきり少なくなりました。
すずめの食害が減ったのでしょうか。
米を食べるから農水省、数の変化は環境省とそれぞれの分野で追跡しているようですが、
その結果、半減から5分の1という数とのこと。
住宅様式の変化、農業の機械化など雀にとっては、辛いことばかり。
親雀が連れている子雀の数も減少。少子化は明らかです。
原因はなべて人為。
俳句の季語に「雀蛤となる」がありますが、そう思うのも、せめてもの贖罪でしょうか。
・ 蛤になるべく雀砂浴びす 上野一考