もう秋かな?と尋ねる前に、風を御覧なさい。もう秋の色ですよ。
問うているのは、誰でしょうか?友人?
あるいは、自分で自分に問うているのでしょうか?
この句の背景にあるのは、古今和歌集、秋の歌。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
藤原敏行の歌です。
作者は、子供の頃から百人一首で遊んだそうです。
それも夏を除く一年間。百人一首の藤原敏行の歌は
すみの江の岸による浪よるさへや夢のかよひぢ人目よくらむ
短歌の素養のあった方が、俳句を倍楽しめるかも知れませんね。
古今集にこんな歌もあります。
吹く風の色のちぐさに見えつるは 秋のこのはの散ればなりけり
吹く風がいろんな色に見えたのは、さまざまな色の木の葉が散るからですね。
よみ人しらずの歌で、作者は不明です。
遅足
問うているのは、誰でしょうか?友人?
あるいは、自分で自分に問うているのでしょうか?
この句の背景にあるのは、古今和歌集、秋の歌。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
藤原敏行の歌です。
作者は、子供の頃から百人一首で遊んだそうです。
それも夏を除く一年間。百人一首の藤原敏行の歌は
すみの江の岸による浪よるさへや夢のかよひぢ人目よくらむ
短歌の素養のあった方が、俳句を倍楽しめるかも知れませんね。
古今集にこんな歌もあります。
吹く風の色のちぐさに見えつるは 秋のこのはの散ればなりけり
吹く風がいろんな色に見えたのは、さまざまな色の木の葉が散るからですね。
よみ人しらずの歌で、作者は不明です。
遅足