575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

そして   麗

2012年09月27日 | Weblog
遅足さんの句集、「そして」を読ませて頂きました。
思わずう~んとうなる秀句ばかり。すばらしい句集を頂けたことを感謝しています。
本日郁子さんと、遅足さんの句について語り合いました。

「秋の夜のさみしきパンを厚く切る」
ちょっとせつない句もいいですよね。

私が好きなのは
「鳥獣戯画ぬけだして冬日向まで」

それを短歌にした
「一匹に一羽と続く鳥獣戯画抜け出て冬の日向へ」

二人の絶賛短歌は
「生れ落ちこの世へひらく掌に雪の香はあり前の世の雪」
この短歌は我が母の日記にも記されています。
ますます楽しみな遅足さんの俳句・短歌。
すばらしいことばの贈り物を頂きました。ありがとうございました。麗
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする