575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋高し小缶ビール目覚ましに    朱露

2012年09月26日 | Weblog
     快晴無風七時半人間共は姿を見せぬ。
     ビル・エヴァンスのピアノ「枯葉」。
     ジャズの「枯葉」なので滅茶苦茶だ。
     そこへ私のフランス語だから大混乱。


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青ぶどう部活バイトにあけくれて      静荷

2012年09月26日 | Weblog
青葡萄とは、
①色づき始める前の未熟のブドウ。
②皮が緑色のブドウのこと、とあります。
この句の青葡萄は、①の意味で夏の季語です。
学生を青葡萄を見立てた句と読みました。

夏休み、学生はバイトや部活に明け暮れました。
秋には甘い実となる青葡萄。
学生たちにも汗の見返りは確かにあったようです。

子供の頃に、こんな話を読んだ記憶があります。
お父さんが、死を前に、怠け者の息子にむかって
「あの畑には宝物を埋めておいた」と遺言。
父の死後、息子は一生懸命に畑を掘って探します。
しかし、ついに宝物は見つかりませんでした・・・
ところが、秋になると、畑に立派な葡萄が出来ていたというもの。

平成の学生生活はどうなんでしょうね。    遅足


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秋の朝自転に沿って雲西へ     朱露

2012年09月26日 | Weblog
    科学的に正しいかどうか知らない。
    自転のように見えたからそう書く。
    「それでも地球は動く」誰だっけ。
    ガリレオ・ガリレイ。頑固な名前。



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