575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

栞さがして  鳥野

2012年10月02日 | Weblog
天候の不順を嘆きながらも、確実に秋。
本を読む季節です。
当方は専らベッド読書。眠くなるのを待つ間の楽しみにしています。

さて、眠気の中で、捜さねばの必需品が「しおり」。

この小さな紙切れは大きな役目を果たしていてくれます。

そして、その呼び名の美しさ。

「枝折」「栞」。かって枝を折って道しるべにしたのが始まりで、
目印、覚え、手引きなどの意味を持つといいます。

英語なら、マーカー、あるいはブックマーカーと単純なのに。

今夜も、手さぐりで「栞」を挟むことでしょう。

 ・ 終章に青い栞を置いて秋   鳥野 
コメント (1)
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