間もなく秋の終りです。
まだまだ冬には馴染みにくい日々。名残りの野の花もそこここに。
その中に「吾亦紅」を見つけました。秋の七草にもはずれ、痩せた
姿態にまばらな花。
自ら「われの花もまた赤い」と名乗らねば、色も定かではない。それでいて
存在感のある不思議な花です。
ひょろっと長い草丈は風も素通り、目立たない花は鳥にも愛されず、
命の継承は如何にと、気がかりです。
・ 吾亦紅風に遅れてそよぎけり 鳥野
まだまだ冬には馴染みにくい日々。名残りの野の花もそこここに。
その中に「吾亦紅」を見つけました。秋の七草にもはずれ、痩せた
姿態にまばらな花。
自ら「われの花もまた赤い」と名乗らねば、色も定かではない。それでいて
存在感のある不思議な花です。
ひょろっと長い草丈は風も素通り、目立たない花は鳥にも愛されず、
命の継承は如何にと、気がかりです。
・ 吾亦紅風に遅れてそよぎけり 鳥野