四重奏の演奏にあわせて芭蕉の句を吟唱するという
コンサートが名古屋市博物館で行われました。
取上げられた句は十句ほど。
まず女子中学生が句を吟唱します。
ちちははのしきりにこひし雉の声
次いで、フルート・ヴァイオリン・ビオラ・チェロによる演奏。
この句には「ふるさと」の曲。
スクリーンには句と四季の写真が映し出されていきます。
句と曲は次のような組み合わせ。
行はるや鳥啼うをの目は泪 旅立ちの歌
あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風 秋桜
秋深き隣は何をする人ぞ 宵待草
閑さや岩にしみ入蝉の声 オリジナル曲 現代音楽風
ほしざきの闇をみよとや啼ちどり 見上げてごらん夜の星を
旅に病で夢は枯野をかけ廻る G線上のアリア
抒情的なメロディーには短歌がよく合うと思いますが、
俳句は、ちょっと「そっけない」ところがあります。
俳句のような切れがある編曲も面白いかも知れません。
芭蕉展にちなんだコンサート。
名古屋では初めての試み、これからも挑戦して欲しいと思います。
コンサートが名古屋市博物館で行われました。
取上げられた句は十句ほど。
まず女子中学生が句を吟唱します。
ちちははのしきりにこひし雉の声
次いで、フルート・ヴァイオリン・ビオラ・チェロによる演奏。
この句には「ふるさと」の曲。
スクリーンには句と四季の写真が映し出されていきます。
句と曲は次のような組み合わせ。
行はるや鳥啼うをの目は泪 旅立ちの歌
あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風 秋桜
秋深き隣は何をする人ぞ 宵待草
閑さや岩にしみ入蝉の声 オリジナル曲 現代音楽風
ほしざきの闇をみよとや啼ちどり 見上げてごらん夜の星を
旅に病で夢は枯野をかけ廻る G線上のアリア
抒情的なメロディーには短歌がよく合うと思いますが、
俳句は、ちょっと「そっけない」ところがあります。
俳句のような切れがある編曲も面白いかも知れません。
芭蕉展にちなんだコンサート。
名古屋では初めての試み、これからも挑戦して欲しいと思います。