九月の塔句会の一句です。
今日咲きて今日散る、というフレーズ。
当たり前のことなんですが、とても新鮮に読みました。
その木槿が咲いているのは、留守の家。
今日咲いた木槿の花は、今日散っていきます。
家人に見られることもなく散ってしまうのでしょう。
一日という時間のなかで一生を終える花。
その美しさ(哀しさ)が見事の詠み込まれています。
おそらく若い頃に同じ句を読んでも
なにも感じなかったのでは?と思います。
木槿が口を利けたら、人が見ていようが、
いまいが関係ありません、って言うかな・・・
遅足
今日咲きて今日散る、というフレーズ。
当たり前のことなんですが、とても新鮮に読みました。
その木槿が咲いているのは、留守の家。
今日咲いた木槿の花は、今日散っていきます。
家人に見られることもなく散ってしまうのでしょう。
一日という時間のなかで一生を終える花。
その美しさ(哀しさ)が見事の詠み込まれています。
おそらく若い頃に同じ句を読んでも
なにも感じなかったのでは?と思います。
木槿が口を利けたら、人が見ていようが、
いまいが関係ありません、って言うかな・・・
遅足