575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

桃紅   麗

2013年04月25日 | Weblog
先日、関市立篠田桃紅美術空間に行って来ました。

篠田桃紅さんは1913年のお生まれ、100歳の現役の墨象作家です。
書家として出発しリトグラフ、エッセイ、写真とさまざまな創作活動をしてこられました。
今、岐阜市内の4つの美術館で「百の譜」(もものふ)と題して年代毎に作品が展示されています。

私が行った関市立篠田桃紅美術空間は1990年からの歩みが見られました。
墨を使った作品が多いかと思っていましたが最新作「百」などは金地に銀泥といった輝きのある大作。30点くらいのシンプルでしかし深い抽象作品が堪能出来ました。
老いてますます輝きを増すとはこのことだと深く感じ入りました。

ここはなんと関市役所の7階に設けられた美術空間。ゴールデンウィーク、近場でおすすめのポイントです。

ちなみに書家のお父様のふるさとが美濃で、美濃和紙と墨を愛した親子です。
コメント
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