575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ああ球児砂を袋へ春惜しむ     立雄

2013年04月26日 | Weblog
「春」には、自然の移り変わりとしての春という本来の意味の他に、
人生としての春、という使われ方があります。
この句の場合は後者のニュアンスが濃いですね。
作者は、球児に、自分の青春を重ねているのでしょう。

甲子園の砂は、青春の記念として大切なものなのでしょうが・・・
持ち帰ってからどうするんでしょうね?

第85回の春の高校野球は浦和学院が優勝しました。
第一回は、なんと名古屋市で開催されているんですね。
場所は、八事に近い山本球場でした。
この時は高松商業が優勝しています。
次回からは甲子園に移って、すっかり春の風物詩になっています。
名古屋人としては、ちょっと残念・・・
野球場のあった場所、今はマンションになっています。

                         遅足

湖北に桜を求めていきましたが、ソメイヨシノはもう終っていました。
その代わりに琵琶湖にはバンが群になって泳いでいました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする