575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

若葉句会     麗

2013年05月16日 | Weblog
東ずしのお庭もまぶしい中で行われた昨日の若葉句会。
7名の参加でしたがおしゃべりが止まらぬ楽しい句会でした。
これも若葉の放つエネルギーでしょうか?

さて今回も濃淡色とりどりの若葉が詠まれました。欠席の方のために一言講評。

1,少年の頬の若葉風。綿毛は少年の産毛という解釈でいいですか?
2,東山植物園の若葉。京都東山と思った方が多いようです。「あふれる」を再考すべし。
3,垣若葉から聞こえるバイエル。柿若葉ではなく垣若葉でそこから聞こえるピアノの音。
4,おしゃべりが好きな若葉。「風はやす」を何かに変えた方がいい?
5,濃淡の若葉。「色あり楽し」を「色そよがせて」ではどうかという案。
6,若葉に消えたOBのティーショット。「空を曲げ」がいいと賛同の声。でも本人は悔しい!
7,もう一句。濃淡の句。楠のひらひらのゆらぎの葉っぱを詠みたかったそうです。
8,目には若葉。若者の目スマホの画面に釘づけの現代句。
9,三山をのせた大地。色んな三山を想像しましたがなんと京都の山門から作ったとか!
10,京若葉。桜の喧噪を終えやっと静かな古都。
11,ぶな若葉。まさにカメラマンの視点。しずくの中の宇宙。
12,千年の古木。圧倒的多数を占めた安藤さんの秀句。「千年の木に千年の若葉」としたらなお良いとのレベルの高い評も。
13,ピーターパンも通り抜けそうな若葉風。若葉色の服を着ていますものね。他のキャラクターではどうなるのかな?


さて来月は遅足さんのリクエストで「恋」を詠んだ句です。
激しい妄想句会にしましょうね。麗

コメント (1)
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