爽やかさ溢れて。うぶげと読みたいのですが、と鳥野さん。
綿毛はあくまでタンポポの綿毛を手に持った少年です。
少年なのであえて産毛の表現はなくても良いかなと。
気持ちの良い5月滋賀県大津の小学三年の男の子です、と作者。
確かに、この句の「綿毛持つ」は、二通りの読み方がありますね。
俳句など詩歌のなかで使われるコトバは多義性を持っています。
その多義性をどう読むのか?
郁子さんは、こう読みました。
たんぽぽの綿毛を持つ少年。その頬には金色の産毛が光っています。
まだ少年の仲間入りをしたばかりの初々しさ。
たんぽぽの綿毛からは、風に乗って自由に飛んでいく少年の未来を感じます、と。
この見事な読みに脱帽です。
少年の未来を祝福するような若葉風です。
遅足
綿毛はあくまでタンポポの綿毛を手に持った少年です。
少年なのであえて産毛の表現はなくても良いかなと。
気持ちの良い5月滋賀県大津の小学三年の男の子です、と作者。
確かに、この句の「綿毛持つ」は、二通りの読み方がありますね。
俳句など詩歌のなかで使われるコトバは多義性を持っています。
その多義性をどう読むのか?
郁子さんは、こう読みました。
たんぽぽの綿毛を持つ少年。その頬には金色の産毛が光っています。
まだ少年の仲間入りをしたばかりの初々しさ。
たんぽぽの綿毛からは、風に乗って自由に飛んでいく少年の未来を感じます、と。
この見事な読みに脱帽です。
少年の未来を祝福するような若葉風です。
遅足