作者によれば、この句は名古屋の東山植物園で詠んだもの。
事情を知らない読者は、京都の東山を連想しますが、それでも良いと思います。
私は京都の東山として読みました。
東山は、北の比叡山から南の稲荷山までの山並み。
山麓には、伏見稲荷大社、清水寺のような有名な神社や寺院があり、
京都のなかでも観光客の人気の高いところです。
この句を読む場合、よく知られた次の句が下敷きになっています。
ふとん着て寝たる姿や東山 嵐雪
どのコトバを選ぶのか?こんな句があります。
一日がたちまち遠し山桜 宮坂静生
散文では、一日がたちまち過ぎて、となります。
「遠し」というコトバが選ばれたことによって「詩」が生まれたと思います。
どこまでも若葉○○○○東山
さしあたり「やさしき」とすれば
どこまでも若葉やさしき東山
となりますが・・・イマイチですね。
楽しみながら○を埋めて下さい。 遅足
事情を知らない読者は、京都の東山を連想しますが、それでも良いと思います。
私は京都の東山として読みました。
東山は、北の比叡山から南の稲荷山までの山並み。
山麓には、伏見稲荷大社、清水寺のような有名な神社や寺院があり、
京都のなかでも観光客の人気の高いところです。
この句を読む場合、よく知られた次の句が下敷きになっています。
ふとん着て寝たる姿や東山 嵐雪
どのコトバを選ぶのか?こんな句があります。
一日がたちまち遠し山桜 宮坂静生
散文では、一日がたちまち過ぎて、となります。
「遠し」というコトバが選ばれたことによって「詩」が生まれたと思います。
どこまでも若葉○○○○東山
さしあたり「やさしき」とすれば
どこまでも若葉やさしき東山
となりますが・・・イマイチですね。
楽しみながら○を埋めて下さい。 遅足