575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

女学生袴をつけて春惜しむ    すみ

2013年05月06日 | Weblog
卒業式の風景ですね。
何時の頃からか、学校のセレモニーに袴姿が出現しました。
明治の新しい女性たちが身につけた袴姿の復活でしょうか?
平成の御世に袴姿とは!と思ったものです。
(女性の袴着用は平安時代にもあったそうですが・・・)

この句では、中七、下五と動詞が使われています。
俳句のなかに、動詞を生かすのはなかなか難しいと言われています。
この句の場合はどうでしょうか?
句会では、つけて、という動詞を変えて

   女学生袴姿に春惜しむ

としては、という意見もありました。

みなさんはどう思われますか?    遅足
コメント
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