575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

基隆(キールン)に着きて船員夏服へ    佐保子

2014年06月29日 | Weblog
船旅の句です。句を詠んだのは冬です。
九州では冬。沖縄は春の暖かさ。そして基隆に着いた時は夏の暑さです。
基隆は台湾の最北端の港町に。狭い入り江の奥に波止場が。
ここから台北へは車で一時間余りです。

えみさんが、こんな感想を寄せて下さいました。
亡くなりました叔父が基隆で産まれたので 基太郎と名前がついたそうです。
グラフィックデザイナーになって基(もとい)にしていたようです。
祖父が薬剤官だったので、戦争中いろんな所に行って、その地の名前にしたと聞いています。
キールンに着いた船員が夏服だとそれでいただきました。
キールンにもなんだかうれしくて、と。

ありがとうございます。     遅足

コメント
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