575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

夏服に雪の身体を隠しけり    遅足

2014年06月27日 | Weblog
月下美人の花、楽しみですね。

さて、この句、雪の体をどう読むのか?
色々な読みがありました。

『アナと雪の女王』ディズニーのアニメを観て
雪の女王と読んだ麗子さん。
このアニメ、主人公が姉妹。
雪と氷の魔力を持つ姉の女王エルサ。
姉を救うため冒険の旅に出る妹のアナ。
真実の愛が氷の世界から姉を救うという物語だそうです。
(何分観ていないので不正確・・・)

亜子さんは、夏でも雪の残った山へ登った男性。
平地に帰って・・・と。
作者は雪女として詠みました。
男と一緒に生活することになった雪女。
夏は苦手だったのでは?と想像。
知識にたよった句で、体感が欠けていました。
亜子さんの読みにびっくりでした。

夏衣のほうが良かったかも・・・     遅足



コメント
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