575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

その色を男勝りに茄子の花      遅足

2014年06月16日 | Weblog
俳句の読者は誰か?

句会で没になった句も、一年は保存して読みなおしてほしい。
飯田龍太さんの持論です。
俳句の作者は同時に選者であるということだそうです。

句を読みなおした時、自然の風物、自分の身辺の考えが、
まざまざと甦ってくる時、その句は、その人の作品である、と。

俳句は、みずからが自らの先生。みごとな例は芭蕉。
そして自らの先生になるには歳月が必要。俳句以外の要素も必要。
栄養を持った別の自分の眼。これこそ自分を高めるもの。

生涯勉強ですね。 
写真は庭に咲いた茄子の花。
今年はちょっと栄養不足気味・・・     遅足



コメント
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