575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

大廊下板一枚が三百万 定年近き君の声若し     遅足

2014年11月17日 | Weblog
熊本城を見学したので、改めて名古屋城へ行ってみました。
本丸御殿を比べてみるのが目的です。
復元工事は3分の1が完成。玄関と表書院が復元されています。
名古屋市の広報にみえた時、お世話になったIさんを訪ねてみました。
お城の勤務となって、ご無沙汰、何年ぶりでしょうか。
幸運にも、お会いできて、案内をして頂きました。

本丸御殿の生き字引のような博識。
玄関の釘隠しには「裏葵」の徳川の紋が入っていること。
庇の張り出しには、匠の技で、梃子の原理が使われていること。
大廊下の板一枚が300万円などなど・・・
2018年に完成の予定、出来上がったら熊本城をしのぐ御殿に。
1時間ほどたっぷり説明をしていただきました。

写真の腕もプロ級のIさん、本丸御殿のパンフレットも制作。
スーパーマンです。
ありがとうございました。

                            

応答の一日一句

  新聞紙広げて爪切る小春かな     孝

  京の町乗り継ぐバスの小春かな    亜子





コメント (2)
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