575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

石垣の石のいのちや冬すみれ   遅足

2014年11月07日 | Weblog
熊本城は、平成に入って大がかりな復元工事を。
飯田丸の櫓、本丸御殿などが完成し、なかなか立派。
日本人はもちろん、韓国や東南アジアからのも観光客が。
ところどころに忍者が。
また宮本武蔵が城門で交通整理に。

我が名古屋城は規模では負けていませんが、平城。
これに対して熊本城は丘を利用した城。
城としての魅力は熊本城が一段上です。

熊本市内に住んでいた漱石は何度も引っ越しを。
一番長かったのが坪井旧居。お城のすぐ近くです。
ここで長女誕生。こんな句を残しています。

  安々と海鼠の如き子を生めり

夕食は繁華街の銀座通りへ。
馬刺しが名物とあって、いずこも馬刺し料理の看板。
これは横目でにらんで海鮮料理の店に。
人口74万の熊本は金沢に似ていると思いました。

             

今日は立冬。秋晴れならぬ冬晴れです。
いよいよ嫌いな寒い冬です。
コメント
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