純白の地毛にグレーの差し毛。宝物のような美猫、と鳥野さん。
今朝は雪かと思っていましたが、晴れ。霜の朝でした。
日の光をあびてキラキラと。
霜の猫とはどんな猫なのでしょう?
美しいけれども、近寄りがたい冷たい感じも。
そんな猫を産む私とは?
いろいろに想像して楽しんで下さい。
霜と猫の取り合わせの句がありました。
爆音や霜の崖より猫ひらめく 加藤楸邨
この句、実は戦争の句です。
前書に「昭和十九年十二月二十一日戦局苛烈の報あり。
午後九時、一機侵入、照空燈しきりなり」とあります。
爆音は米軍のB29でしょうか。
照空燈が、一瞬照らしだした霜の崖。
驚いた猫がひらりと舞ったところです。
お産を詠んだ句。
産みに行く夜のびつしりと霜柱 辻美奈子
応答の一日一句
雑煮餅やうやく二つ啖いけり 孝
卓袱台に正座せし日の雑煮かな 亜子
今朝は雪かと思っていましたが、晴れ。霜の朝でした。
日の光をあびてキラキラと。
霜の猫とはどんな猫なのでしょう?
美しいけれども、近寄りがたい冷たい感じも。
そんな猫を産む私とは?
いろいろに想像して楽しんで下さい。
霜と猫の取り合わせの句がありました。
爆音や霜の崖より猫ひらめく 加藤楸邨
この句、実は戦争の句です。
前書に「昭和十九年十二月二十一日戦局苛烈の報あり。
午後九時、一機侵入、照空燈しきりなり」とあります。
爆音は米軍のB29でしょうか。
照空燈が、一瞬照らしだした霜の崖。
驚いた猫がひらりと舞ったところです。
お産を詠んだ句。
産みに行く夜のびつしりと霜柱 辻美奈子
応答の一日一句
雑煮餅やうやく二つ啖いけり 孝
卓袱台に正座せし日の雑煮かな 亜子