秋の句会。6人の参加。
ちょっと寂しい感じでしたが、中身は濃い会でした。
朱露さんの追悼句会といった空気。ご覧の結果となりました。
題詠「夜長」
①涙して「一茶」聴きいる夜長かな(立雄)
②うかうかとテレビは愉し夜は長し(静荷)遅足
③亡き人の句を読み返す夜長酒(麗子)結宇・能登・等・郁子・亜子・すみ・立雄
④夜長さえ友と語るに短くて(すみ)静荷・亜子・晴代
⑤七十年戦後史たどる夜長かな(亜子)佐保子・静荷・麗子
⑥泣いてゐる点滴パック夜長妻(等)麗子・すみ
⑦頁繰り時代をのぼる夜長かな(晴代)佐保子
⑧長き夜や天井の染み動き出す(能登)結宇・等・郁子・亜子・すみ・晴代・遅足・立雄
⑨喪の衣服ととのえてゆく夜は長し(遅足)
⑩反故の句も反芻の中(ウチ)夜長かな(結宇)郁子・晴代
⑪北国に一人旅寝の夜長かな(佐保子)能登・等・立雄
⑫黒猫のひそり水飲む夜長し(郁子)結宇・能登・佐保子・静荷・麗子・遅足
自由題
①木戸を開け旅立つ朝の花野かな(能登)
②庭下駄の鼻緒の湿り今朝の秋(亜子)結宇・能登・佐保子・麗子・郁子・すみ・立雄
③内定の知らせようやく草は実に(静荷)晴代・立雄
④蔵王向け茂吉碑に散る百日紅(結宇)
⑤待ってました今年も無事に栗きんとん(すみ)郁子・亜子・遅足
⑥窓を開け風の軽さよ野分晴(麗子)佐保子・等・晴代・遅足・立雄
⑦露草の露の言葉をこぼしける(遅足)佐保子・静荷・麗子・すみ
⑧秋風に身浸し「さて」と問ふてみる(郁子)能登・すみ・晴代
⑨こおろぎに籠の鈴虫遠慮せり(立雄)
⑩「藪医者」の落語でしめる秋の葬(佐保子)結宇・静荷・麗子・等・亜子
⑪花合歓や白鳳仏のしなう指(晴代)結宇・静荷・等・郁子・遅足
⑫覗くまじ風の盆の夜笠のうち(等)能登・亜子
次回は10月21日(水)午後1時 東鮨
題詠は「薄(すすき)」です。
応答の一日一句
書き終えし追悼の文秋の雨 孝
下駄の緒の千切れしままに秋の雨 亜子
今日から5連休という方も。
お天気にも恵まれて秋を楽しんで下さい。 遅足
ちょっと寂しい感じでしたが、中身は濃い会でした。
朱露さんの追悼句会といった空気。ご覧の結果となりました。
題詠「夜長」
①涙して「一茶」聴きいる夜長かな(立雄)
②うかうかとテレビは愉し夜は長し(静荷)遅足
③亡き人の句を読み返す夜長酒(麗子)結宇・能登・等・郁子・亜子・すみ・立雄
④夜長さえ友と語るに短くて(すみ)静荷・亜子・晴代
⑤七十年戦後史たどる夜長かな(亜子)佐保子・静荷・麗子
⑥泣いてゐる点滴パック夜長妻(等)麗子・すみ
⑦頁繰り時代をのぼる夜長かな(晴代)佐保子
⑧長き夜や天井の染み動き出す(能登)結宇・等・郁子・亜子・すみ・晴代・遅足・立雄
⑨喪の衣服ととのえてゆく夜は長し(遅足)
⑩反故の句も反芻の中(ウチ)夜長かな(結宇)郁子・晴代
⑪北国に一人旅寝の夜長かな(佐保子)能登・等・立雄
⑫黒猫のひそり水飲む夜長し(郁子)結宇・能登・佐保子・静荷・麗子・遅足
自由題
①木戸を開け旅立つ朝の花野かな(能登)
②庭下駄の鼻緒の湿り今朝の秋(亜子)結宇・能登・佐保子・麗子・郁子・すみ・立雄
③内定の知らせようやく草は実に(静荷)晴代・立雄
④蔵王向け茂吉碑に散る百日紅(結宇)
⑤待ってました今年も無事に栗きんとん(すみ)郁子・亜子・遅足
⑥窓を開け風の軽さよ野分晴(麗子)佐保子・等・晴代・遅足・立雄
⑦露草の露の言葉をこぼしける(遅足)佐保子・静荷・麗子・すみ
⑧秋風に身浸し「さて」と問ふてみる(郁子)能登・すみ・晴代
⑨こおろぎに籠の鈴虫遠慮せり(立雄)
⑩「藪医者」の落語でしめる秋の葬(佐保子)結宇・静荷・麗子・等・亜子
⑪花合歓や白鳳仏のしなう指(晴代)結宇・静荷・等・郁子・遅足
⑫覗くまじ風の盆の夜笠のうち(等)能登・亜子
次回は10月21日(水)午後1時 東鮨
題詠は「薄(すすき)」です。
応答の一日一句
書き終えし追悼の文秋の雨 孝
下駄の緒の千切れしままに秋の雨 亜子
今日から5連休という方も。
お天気にも恵まれて秋を楽しんで下さい。 遅足