藤沢周平の「一茶」を聴いています。読書の好きだった立雄さん。
視力を失っても、読書好きは変りません。音のライブラリーを楽しんでいます。
齢のせいか、涙もろくなったようで、聴きながらついつい涙ぐんでしまいます。
夜長という季語に人生の秋を感じます。
句会では、一茶といえばユーモアとかペーソスの人というイメージ。
初句の「涙して」に違和感を、という声も。
最初は
周平の「一茶」聴きいる夜長さかな
こちらの方が、読者の想像力に訴えるかもしれません。
一茶にも涙の夜長噺あり
と、すると少し作者の意図にちかづくかも・・・
人間が母親のお腹のなかにいる時、目はみえません。
しかし耳はもう、ちゃんと母の鼓動を聴いているそうです。
また死の直前まで聞こえているとか。
読書は、まだまだ千年の歴史もありません。
耳からの情報が一番深く心に届くのかもしれませんね。(遅足)
応答の一日一句
新米の膳に新たな塗りの箸 孝
新米の炊き上がる頃夫帰る 亜子
視力を失っても、読書好きは変りません。音のライブラリーを楽しんでいます。
齢のせいか、涙もろくなったようで、聴きながらついつい涙ぐんでしまいます。
夜長という季語に人生の秋を感じます。
句会では、一茶といえばユーモアとかペーソスの人というイメージ。
初句の「涙して」に違和感を、という声も。
最初は
周平の「一茶」聴きいる夜長さかな
こちらの方が、読者の想像力に訴えるかもしれません。
一茶にも涙の夜長噺あり
と、すると少し作者の意図にちかづくかも・・・
人間が母親のお腹のなかにいる時、目はみえません。
しかし耳はもう、ちゃんと母の鼓動を聴いているそうです。
また死の直前まで聞こえているとか。
読書は、まだまだ千年の歴史もありません。
耳からの情報が一番深く心に届くのかもしれませんね。(遅足)
応答の一日一句
新米の膳に新たな塗りの箸 孝
新米の炊き上がる頃夫帰る 亜子