575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

手に草履袴に靴の七五三   すみ

2015年12月02日 | Weblog
着物を着た子供が靴を履いてやってきます。
母親の手には草履が。鳥居のところまで来ると。
靴を草履に履き替えて参りに。

七五三の男の子の着るものは洋服でした。
最近になって羽織・袴姿をよく目にします。
レンタルが普及したせいでしょうか?
観察眼の効いた句です。

        

先日、畑にサツマイモを掘りに行きました。
毎年、50本くらいの苗を植えます。
鍬で掘っていくと大きな芋が頭を出します。
傷つけないように丁寧に・・・
でもいくつかは傷つけてしまいました。
今年はまずまずの出来です。
寒さに弱いサツマイモ。新聞紙にくるんで保存。
これから毎日、サツマイモです。

  甘藷掘る空の高さをすぐそばに  遅足

芋といと俳句では里芋のこと。秋の季語です。
もちろん甘藷も秋の季語。
空高し、も季語。季重りの一句です。




コメント
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