岐阜県の各務原市にある鵜沼宿を訪ねてみました。
中仙道の六十九次のうち五十二番目の宿場町。
近年、街並みの整備が進み、脇本陣の坂井家も復元されました。
ボランテイアのガイドさんに案内して頂きました。
その坂井家を訪れた芭蕉が詠んだのが冒頭の句です。
鵜沼は海から遠く河豚汁はなかったのではないでしょうか?
一説には鯰のことでは?とも言われています。
河豚と言えばこの句。
あら何ともなやきのふは過てふくと汁
河豚の調理法が確立していなかった時代。グルメも命がけ。
菊の酒とは、重陽の節句に飲む菊の花を浸した酒のこと。
長寿になるとされるお目出度い酒です。
もし河豚汁が出されても、私は平気ですよ。
長寿を保障する菊の酒があるじゃありませんか、
と、菊の酒を褒めた機知の句ではないでしょうか?
この句を芭蕉自らが刻んだという珪化木の句碑もありました。
数多くの旅籠のならんだ鵜沼宿。武士や町民が行き来しました。
幕末には皇女・和宮など多くの旅人がここを通って江戸へ。
勤王も佐幕も冬の影法師 遅足
木曽川をはさんだ対岸には犬山城があります。
あわせて一日、ウォーキングも楽しめるところです。
(写真は鵜沼宿です)
中仙道の六十九次のうち五十二番目の宿場町。
近年、街並みの整備が進み、脇本陣の坂井家も復元されました。
ボランテイアのガイドさんに案内して頂きました。
その坂井家を訪れた芭蕉が詠んだのが冒頭の句です。
鵜沼は海から遠く河豚汁はなかったのではないでしょうか?
一説には鯰のことでは?とも言われています。
河豚と言えばこの句。
あら何ともなやきのふは過てふくと汁
河豚の調理法が確立していなかった時代。グルメも命がけ。
菊の酒とは、重陽の節句に飲む菊の花を浸した酒のこと。
長寿になるとされるお目出度い酒です。
もし河豚汁が出されても、私は平気ですよ。
長寿を保障する菊の酒があるじゃありませんか、
と、菊の酒を褒めた機知の句ではないでしょうか?
この句を芭蕉自らが刻んだという珪化木の句碑もありました。
数多くの旅籠のならんだ鵜沼宿。武士や町民が行き来しました。
幕末には皇女・和宮など多くの旅人がここを通って江戸へ。
勤王も佐幕も冬の影法師 遅足
木曽川をはさんだ対岸には犬山城があります。
あわせて一日、ウォーキングも楽しめるところです。
(写真は鵜沼宿です)