高橋順子さんの『雨の名前』を読みました。
四季折々の雨に付けられた名前が紹介されています。
そのなかで「山茶花ちらし」という言葉に出合いました。
山茶花を散らしてしまう雨。
別名「山茶花時雨」ともいうそうです。
花の名のついた雨といえば、梅雨の頃の「卯の花腐し」
春には「桜雨」と「菜種梅雨」があります。
日本人の美意識が生みだした宝石のような言葉です。
脱ぎ捨てた靴へ山茶花ちらしかな 遅足
四季折々の雨に付けられた名前が紹介されています。
そのなかで「山茶花ちらし」という言葉に出合いました。
山茶花を散らしてしまう雨。
別名「山茶花時雨」ともいうそうです。
花の名のついた雨といえば、梅雨の頃の「卯の花腐し」
春には「桜雨」と「菜種梅雨」があります。
日本人の美意識が生みだした宝石のような言葉です。
脱ぎ捨てた靴へ山茶花ちらしかな 遅足