575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

石臼も搗いて餅つき始まりぬ   遅足

2015年12月11日 | Weblog
先日、小学校で行われた餅つき大会に行ってきました。
PTAと消防団が中心となって毎年行われるイベント。
小学校が出来た昭和50年代から続いているそうです。
町内会の役員となって、初めての参加です。

校庭には3つの石臼。その周りには小学生や大学生。
消防団の方が、薪を燃やして蒸しあげたお米が石臼へ。
トップバッターの小学生が杵をもって、餅つき大会のスタート。
小さな一年生には杵は重たく、ふらふらして石臼へゴツン。
次の大学生も経験がなさそうで、腰が入っていません。

でも天気にも恵まれ、皆さん楽しそうです。
つき上がった餅は体育館へ。お母さんたちの出番。
手際よく丸めて、あんこや黄粉、大根おろしなどを添えていきます。
私もひとつ頂きました。美味しかった。

私たちの伊勝小学校は昭和50年に開校。当時の生徒数は700人。
しかし平成に入って減少、10年前には250人と3分の1に。
数年前から僅かながらも増加傾向。少子化に歯止めがかかってきました。

昔のわが家にも石臼があり、年末には一家総出で餅つき。
餅つき機が登場。今は餅つき機も姿を消しました。
ちょっと寂しい気持ちも。



コメント
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