575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

亡き人の夢の電話や年果つる  遅足

2015年12月30日 | Weblog
バスに乗っていたら「☎ですよ」と呼ばれました。
会社からの電話。どうも誰かから会社に電話がかかっているようです。
「食べ物が変わって大丈夫か?」と聞かれている様子・・・
アメリカからだ!と思ったとたん、眼が覚めました。

大学生の時、アメリカのワシントン州にホームステイを。
お世話になったRさんからの☎に違いないと感じました。

来日され、ご一緒にテンプラを食べたRさん。
亡くなられて久しく、電話は天国からでした。

          

今年は春に愚足さん。秋に朱露さんと相次いで句友を失いました。
愚足さんは小学校の同級生。朱露さんは会社の先輩。
句会は、そうした俗世の縁を離れたところに成り立つ場。
お二人とはとても濃い縁でした。
まだ夢に出てこないのは、半分はこの世にいるのかも。
どこかでお会いしそうな・・・

牡蠣句会の続きは日を改めて続編を。皆さま、よいお年を。
コメント
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