575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

晩春の街路樹匂ふ雨あがり   亜子

2018年04月25日 | Weblog

ほこりをかぶっていた街路樹が雨に洗われ、
新芽の美しい緑は、息を吹き返し、
生きる喜びを全身で表している句だと思いました、
と、えみさん。

理屈のない素直な写生句です。
難しい句の中にあるとホッとします、と等さん。

花が終わり、新緑へと変わる季節。
いのちが次のステージへと輝く時期です。
とくに雨の降ったあとは植物の成長も活発に。
それを匂いで捉えました。けものとは違った匂い。
色にしたら青いしょうか。
晩春という季節が匂うようです。   遅足
コメント
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