575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

中日歌壇  快挙!!

2018年06月04日 | Weblog
今朝の中日新聞、中日歌壇に
島田修三選、小島ゆかり選 
そろって宗匠の短歌が掲載されました。

島田選

  天空にあまたの声の満つる夜耳のかたちの月がのぼりぬ

{評}雲が低いと、地上のざわめきや音声が空にこもる感じはするが
   ここは晴れた夜空。耳に似た三日月との連想で上三句が生まれたのだろう。
   天空に満ちる多くの声と巨大な耳。幻想的な味わいの一句。


小島選

  やせた影大地にのばし草を抜く背に太陽の視線をあびて

 {評}自分自身を励ますような歌だ。「太陽の視線」という言葉に力がある。


おめでとうございます!!さすがです!!!     郁
コメント (3)
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