京都の北を走る叡山電車。貴船口のひとつ前、二ノ瀬で下車。
気温も街中より3、4度は低く涼しく感じます。
鞍馬川を渡ってしばらく歩いたところに白龍園という庭園が。
この時期、公開されていると聞き、おとずれてみました。
安養寺というお寺があったという谷。
京都の実業家が買い取って日本庭園に。
50年かけて今の姿になったとか。
門を入ると、空を覆う青紅葉。地には濃いみどりの苔。
その間の石畳が続きます。
数人の庭師さんが手入れに汗を流しています。
「ミミズさんもモグラさんもいやはります。」と女性の庭師さん。
二児のお母さんで、この仕事がしたいと就職したそうです。
せせらぎに沿った急斜面。苔の手入れも大変です。
ショウジョウバカマなど限られた草は残し、あとは抜いていくそうです。
日本庭園の美しさは、明日を見据えた毎日の手入れがあってこそ。
そう思うと、とても贅沢な気分した。
今日は我が家の草とりです。暑そう!