今年の梅雨明けは異常に早く、でもまた戻り梅雨のようなお天気です。
「走り梅雨」は本格的な梅雨に入る前の悪天。数日間お天気がぐずつきます。そんな走り梅雨の頃の微妙な空模様を詠んだ一句です。明るい空の青と雨雲の黒。「空半分」という表現が新鮮でした。簡単な言葉で大きな自然現象を切り取られて気持ちのいい句だと思いました。
皆さんのコメントです。
等さん:青と黒の空から俄雨が・・、時には降り時には止む、気まぐれな梅雨の到来ですね。
能登さん:なかなか表現しにくい現象を、明確に表現されました。
結宇さん:どんよりとした梅雨の雰囲気ですね。 こんな空をみた記憶があります。
泉さん:梅雨の空を見ていると黒い空になる時がある。半分という表現がおもしろい。
★★★
千香子さんも採られています。
走り梅雨に対して、「送り梅雨」という言葉もあるそうです。こちらは、梅雨が明ける頃の大雨。強くたくさん降り、雷も伴います。集中豪雨も起こりやすいので今はまさに「送り梅雨」の季節かも知れませんね。麗子