575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

梅雨があけました。    遅足

2008年07月19日 | Weblog
気象庁は19日、関東甲信、北陸、東海、東北の各地方が
梅雨明けしたとみられると発表したそうです。
これで東海地方に続き、全国で梅雨が明けたことに。

関東甲信と東海地方は平年より1日早く、
北陸でも3日は早い梅雨明けです。

名古屋市の製氷会社では、花やおもちゃをパックした氷柱を
売り出しています。
マイナス10度以下に保たれた冷凍庫には、
ミニカーなどのおもちゃや、色とりどりの花が氷の中に。
おもちゃの氷柱は製造に2週間、花の氷柱は1週間ほどかかるとか。

そういえば水中花というものがありました。
コップに入れて水を注ぐと、見事な花が咲き、
涼を感じさせてくれたものです。
いまもあるのかな?


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流しから蛞蝓様をお運びす   朱露

2008年07月19日 | Weblog

  ひと夏に何回お移しするか知れぬ。
  清潔な湿地帯を選んでお置きする。
  即ち畜人に有害な物質がない所だ。
  ゴキブリは絶対に許さぬ心の狭さ。

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ハローワーク異界が口を開けている   童子

2008年07月18日 | Weblog
句会で最高点の句。
九条バトルのブログで紹介しました。
こんなコメントがありましたので、転載します。(遅)
                  
   

私も定年退職になって、このまま隠居では心頭身に悪いと
再就職を決意したことがあります。
職業安定所・・ハローワークと改めて知った場所に身を置いてみたが、
正に「異界」の感を深くした。
半分隠居の身分が居る場所ではないと直感した。

気は進まぬが帰ってすぐに教員の人材バンクに登録した。
長年身を置いた世界の魅力には勝てなかった。
結局それも止めて不良隠居の日々を送っている。

いまだにハーワークあの窓口は「異界」への入り口の様に思えてならない。
幸せな人生に感謝しよう。(不良隠居)

   

現代の目に見えた異界とは、大都市の大スラム。
小作農などをやっていて、砂漠化とか、
大農経営プランテーションによる土地取り上げとかで、
都会に逃げ込んできた人々が作らざるをえなかった異界。
この20年、世界中で都市化が急進し、その人口も急増、
そこで最も広がった地域、異界だ。
世界の100万都市が最も典型的にこの異界を有しているわけであるが、
この100万都市が70年代には101、
それが00年には294になったという。
そして、南アジア・アフリカではその都市人口の6~7割がスラムに住み、
東アジアでも4分の1から3分の1がそうだという。
スラムの食事は1日1食の汁のぶっかけ飯だそうだ。
家族で食べ合うとのこと。(岩波ブックレット 西川潤「貧困」より)

もう一つ「心の異界」というのも大昔からあるらしい。
誰の身にもおこることとして。
例えば、こんなの。
「模範的な優等生徒がある日突然にコペルニクス的転回をはかって、
わざとのように反社会的になったり、新興宗教に飛び込んだり。
親の目からは一種の『狂気』としか見えないようだ」
「模範的な職人などが、急に仕事を放り捨てて、
貧民街などに住み着いてしまう場合」

ゴーリキーの自伝作品に、友人の職人、中年女性などが
そんな世界に落ちていったという下りを読んだことがある。
そんな中年女性の1人が、怖々と見学のように入り込んできた
ゴーリキーの質問にこう応える。
「なんで、貴方のような立派な女性がここの住人になったんですか?」
「そんなことはどうでも良いけど、ここは貴方が来る場所じゃない。
早く出てお行き!」

放浪癖って誰にもあるのだけれども。
職安をきっかけにそうなっていく場合が、現代では実に多いのではないだろうか。としたら何の職安なのか、なんの再チャレンジであるか?
それだけ不幸な時代なのだろう。

そんな読後感のある歌だ。(文科系)

   


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日光黄菅          草女

2008年07月18日 | Weblog
 尾瀬と言えばニッコウキスゲかミズバショウだろうか。
 私が今年尾瀬に行ったのは7月の8日から10日。一面のニッコウキスゲには一週間ほど早かったようでチラホラだったし、ミズバショウはすっかり終わっていていて芭蕉状態。
 さてニッコウキスゲであるが、ユリ科ワスレナグサ属の多年草。ニッコウキスゲというのは日本の植物学の父牧野富太郎氏の命名で、それまではゼンテイカ(禅庭花)またはセッテイカ(節庭花)と呼ばれていた。これらの名の由来は分かっていない。その点ニッコウキスゲというのは日光で多く見られる黄色い花の咲く菅に似た葉を持つ植物ということで分かりやすい。スゲ属ではないのだがこの名で全国的に有名になった。
 東海地方では同じ仲間のノカンゾウやヤブカンゾウが丁度今頃咲いている。またこの種が外国で園芸化されてヘメロカリスの名で公園などに植えられている。
 今、尾瀬では目の前3m程のニッコウキスゲの蕾や茎に可愛いホウアカ(頬赤)という草原の小鳥が姿を見せてくれる。
 尾瀬では多く見られる鳥だが我々には珍しく、こんなに間近に見られて感激である。バッチリ写真も撮れてニンマリ。帰って野鳥写真の専門誌を見てみると、美しく咲いたニッコウキスゲの花茎に止まったホウアカがこちらを向いてニッコリ笑っていているではないか。 プロにはかなわない!!

夕かはづ日光黄菅野にともる       沢田緑生
郭公の声古びゆく黄菅かな        杉山岳陽
厩までユフスゲの黄のとびとびに     大野林火
   

★写真は、尾瀬で撮ったホウアカの姿。
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7月句会の結果です。    遅足

2008年07月17日 | Weblog
暑い名古屋!のせいか?少し少ない参加。
7人でいつものオシャベリ句会。

信号にかまわず渡るパナパ帽

パナマ帽をかぶった人物はいくつ位なのか?
など、人物像で盛り上がりました。

   

夏帽子

①鬼百合やリフトに揺らぐ夏帽子(立雄)童・静
②麦藁帽なし疥癬の敗戦日(朱露)愚・遅
③夏帽子波打ちぎわに置き去られ(光洋)立
④疎開地の空ただ青き夏帽子(愚足)鳥・童・亜・立・晴・静
⑤夏帽子打ち振る湖上船速し(亜子)能・郁・晴
⑥夏帽子あごのラインの美しき(能登)狗
⑦信号にかまわず渡るパナマ帽(晴代)能・朱・鳥・遅・麗・亜・静
⑧病床にそっと置かれし夏帽子(童子)能・遅・愚
⑨夏帽子避暑地の恋が始まれり(麗子)朱・狗
⑩ラッシュアワー傍若無人夏帽子(狗子)朱・晴
⑪夏帽子飛ばし変身!ヒーローに(郁子)麗
⑫遊ぼうと厨のママに夏帽子(静荷)鳥・郁・亜
⑬それぞれの空を持ちたり夏帽子(遅足)愚・童・麗・郁・立


自由題

①ハローワーク異界が口を開けている(童子)愚・遅・狗・麗・郁・亜・立・静
②夜濯ぎの軋みの音に目覚めけり(愚足)朱・晴
③相輪を突き出て飛んで天の川(光洋)遅
④足元を夏風が巻く石廊崎(朱露)鳥・童
⑤もろこしの礼儀正しき小宇宙(郁子)静
⑥曙光まさに富士雲海に一閃す(立雄)愚・鳥・静
⑦七月のマリンバの音軟らかく(麗子)鳥・狗・晴
⑧泥のなか白さ極めし蓮華かな(能登)
⑨経済の洋書置いてある夏座敷(狗子)童・遅・麗
⑩雷鳴やマーラーを聴く昼下がり(静荷)亜・立
⑪短夜を寿限無寿限無と口移し(亜子)能・晴
⑫日盛や守り袋の落し物(晴代)能・朱・愚・童・郁・亜
⑬あの世からこの世へ通う昼寝覚(遅足)能・朱・狗・麗・亜・立

   

次回は8月20日(水)午後6時  安田屋
題詠は「風」です。

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音の俳句    麗

2008年07月17日 | Weblog
今、エッセイスト三宮麻由子さんの「そっと耳をすませば」(集英社文庫)を読んでいます。
以前もこのブログで紹介したことがありますが彼女は4歳の時に視力を失います。
アメリカに留学したり翻訳の仕事をしたりとその好奇心にはいつも励まされています。
そんな彼女が句会デビューをした様子がこの本の中に書かれていました。

     ドアベルの変わりし茶店夏立てり

     山の端や鳥声までも夏の色

などやはり音を中心とした俳句が心に残りました。


     初鴨ににらみ返さる双眼鏡
この句を作られた時見えないのにどうしてわかるんですか?と聞かれたとのこと。
これはそばにいた鴨ウォッチャーが
「向こうを見たらカモににらみ返されちゃった」
と言っているのを聞いて作ったそうです。
自身が双眼鏡をのぞいたわけではなかったのでした。
著者は俳句作りに視力の有無は関係ないとおっしゃり、
まさにその通りだと思います。

来月の兼題は「風」「秋風」となりましたが
三宮さんの俳句には風の句が多いのです。

    月食の空より来る秋の風

    風絶えて山眠らんとする気配

    風流る音の速さや天高し


雑音の多い世の中ですが
私もこれからそっと耳を澄まして俳句を作れればと思います。麗

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7月句会の投句が集まりました。   遅足

2008年07月16日 | Weblog
夏帽子

①鬼百合やリフトに揺らぐ夏帽子
②麦藁帽なし疥癬の敗戦日
③夏帽子波打ちぎわに置き去られ
④疎開地の空ただ青き夏帽子
⑤夏帽子打ち振る湖上船速し
⑥夏帽子あごのラインの美しき
⑦信号にかまわず渡るパナマ帽
⑧病床にそっと置かれし夏帽子
⑨夏帽子避暑地の恋が始まれり
⑩ラッシュアワー傍若無人夏帽子
⑪夏帽子飛ばし変身!ヒーローに
⑫遊ぼうと厨のママに夏帽子
⑬それぞれの空を持ちたり夏帽子


自由題

①ハローワーク異界が口を開けている
②夜濯ぎの軋みの音に目覚めけり
③相輪を突き出て飛んで天の川
④足元を夏風が巻く石廊崎
⑤もろこしの礼儀正しき小宇宙
⑥曙光まさに富士雲海に一閃す
⑦七月のマリンバの音軟らかく
⑧泥のなか白さ極めし蓮華かな
⑨経済の洋書置いてある夏座敷
⑩雷鳴やマーラーを聴く昼下がり
⑪短夜を寿限無寿限無と口移し
⑫日盛や守り袋の落し物
⑬あの世からこの世へ通う昼寝覚

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蜘蛛びっくり  

2008年07月15日 | Weblog
青大将、ゴキちゃんに続いて”蜘蛛”・・またかと、いやな顔をされそうです。
あの容姿を怪異と見て、嫌う向きが多いのです。

でも、よくよく聞いてみれば可愛い奴。メスの卵嚢で孵化した幼虫は、1回目の脱皮を済ませて卵嚢を出たあとも、母さんの周辺に集まったまま。

ここで驚かせると「クモの子を散らす」状態になるという次第。親と相似形の大量の子蜘蛛が、四方八方へ散る現場にぜひ遭遇したいものです。

マンションの我が部屋にも、たまに小さな黒いのがやってきます。

  ・ いっこうに進まぬ今日の原稿にささ蜘蛛の来て句点となりぬ

  ・ 部屋隅にときどき出会いしささ蜘蛛と七日を共棲みその後は知らず

                         鳥野

  
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蚊帳             愚足

2008年07月14日 | Weblog
 句会のために歳時記をめくっていて「蚊帳」にたどり着いた。消え行く季語の一つに違いない。
 蚊帳には子どものころの懐かしい思い出がつまっている。田舎にある母の実家での従妹たちとの楽しいお泊り。蛍を入れて追っかけたり、枕を上に放り上げてけりあったり、ふざけすぎて何度も蚊帳を落として叱られたのも懐かしい。
 蚊帳が家から消えたのは何時の頃からだろう。
 歳時記を見ると「蚊帳」に続いて「紙帳(しちょう)」というのが載っている。 江戸時代に蚊帳のような贅沢なものが釣れない庶民が愛用した紙製の蚊帳で、ところどころに紗を貼って風を入れたという。かなり暑苦しいものだったらしい。
    ちりの身とともにふわふわ紙帳かな     一茶
    月さすや紙の蚊帳でもおれが家       同
 扇風機で我慢するフリーターに似ているような。

 口直しに風情ある蚊帳の句を

    蚊帳くぐるや簪ぬきて髪さびし      長谷川かな女
    つりそめて水草の香の蚊帳かな      飯田蛇笏
    蚊帳へくる故郷の町の薄あかり      中村草田男
    川風や燈火消えて蚊屋の月        幸田露伴
 
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八丁蜻蛉           草女

2008年07月13日 | Weblog
今年初めに八丁蜻蛉を見たのは、東山植物園の合掌造りの東にある湿地。その後、海上の森の湿地でも見かけている。これから十月ごろまで世代交代を重ねて出現し私たちを楽しませてくれる。日本産のトンボ類では最小で16~21mm。これは世界的にも最小に
近いそうだ。雄は成熟すると全身が全身が真っ赤になり翅の付け根がオレンジ色で美しい。雌は茶褐色に黒の筋がありじっくり観察しないと見つからないほど地味で目立たない。
 ハッチョウトンボの別名はコアカネである。江戸時代の草本学者大河内存真がシーボルトに贈った「蟲類写真集」に「矢田鉄砲場八丁目にのみ発見せられ」と、このトンボについて記録されて以来ハッチョウトンボと呼ばれるようになったという。(山と渓谷社ポケットガイド水辺の昆虫)
 広辞苑では「尾張の国矢田の川原の八丁畷に多数生息したのでこの名がある。多少違うが現在の東区矢田町辺りである。身体が小さいので縄張りも小さく1㎡もない。飛んでもすぐ以前の場所に戻ってくるから観察しやすい。  一度は探して見てほしいトンボである。

蜻蛉や村なつかしき壁の色      蕪村
洞然と大戦了り赤蜻蛉        瀧井孝作
赤蜻蛉まだ恋とげぬ朱さやか     佐野青陽人
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目の前の笑わぬ客や夏の寄席   朱露

2008年07月12日 | Weblog

    今年も六百人の前で口上をやらかした。  
    開口一番「後期高齢者まで一年一ヶ月」
    と人差し指を二本上げたが反応が弱い。
    ドッと湧かないようじゃ日本はダメか。

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ヌートリア 戦争の落とし子           草女

2008年07月11日 | Weblog
 6月下旬森林公園にある大道平池の水辺はハルシャギクの苗で埋め尽くされていた。北アメリカの原産の一年草で別名をジャノメギク。花が咲きそろえばそれなりに美しいだろう。開花期は夏の盛りから秋にかけてである。
 ところがこの草を観察していたら、池の中を一直線にこちらに向かって泳いでくるものがいる。ヌートリアである。私たちが居るのも平気で岸に上がりムシャムシャ草を食べ始めた。
 森林公園に繁殖している外来哺乳類で原産地は南アメリカ。「ヌートリア」はスペイン語で「カワウソの毛皮」の意味だと言う。しかし、カワウソの仲間ではなくて本当はネズミの仲間である。
 なぜ南アメリカの巨大ネズミがこの公園に住み着いているのか。
 昭和14年に日本軍により軍服の毛皮用と食用のために導入されたもので、戦時中は西日本を中心に全国に四万匹が飼育されていたという。しかし、終戦と同時に需要がなくなり、野外に遺棄されたのである。
 愛知を始め東海地方にも広く分布していて水辺に住み、堤防や畔に巣穴を掘るので防水上も危険な上、葉や野菜や稲などにも被害を与えるため駆除の対象となり1963年に狩猟獣に指定されている。
 一方ハルシャギクも園芸種として導入されたが野外化し繁殖している。
 人間の都合で運び込まれ、ある期間利用された挙句、日本固有種を絶滅させるということで、特定有害外来生物として目の敵にされる。郷に入ってようやくここまで生存してきた苦労と能力ををどう評価すべきだろう。
 日本固有種が絶滅に瀕しているのは果たして外来種だけのせいであろうか?
ここはひとつ、よーく考えよう。
 
 
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梅雨末期   麗

2008年07月10日 | Weblog
前回の句会で

梅雨晴れ間新築の家立ち上がり  

という句を作りましたが、今度はそのお隣の家が壊されまた家が建つことに。
シニア世代が増え空き屋も多くなりましたがそれにしてもまだまだ使える家を
取り壊す作業はとてももったいないと思います。

地球温暖化防止などといってもやっていることは無駄遣いの嵐。
政府は100年持つ家を何て言っていますが
新し物好きの日本人には新築の家が魅力なのでしょうね。

前回のお家の庭にはたわわに実をつけた桃の木が根こそぎ切られ
今度は紫の芙蓉の花が見事だったのに人間の勝手で無惨に切られています。

朝からブルトーザーが家を破壊していく音がうるさく
ホコリも舞ってきて窓も開けられません。土木関係の方には申し訳ないけど
なんだかむなしさとやりきれなさが漂います。


       梅雨末期家取り壊すブルトーザー  麗
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冷奴食う寝る所住む所   朱露

2008年07月09日 | Weblog


 落語の前座噺「寿限無」は楽しい。
 小学校低学年で男女とも覚えたい。
 人生の要所で「寿限無」が現れる。
 ポンポコピーと乗り越えて行こう。

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おとこもするなり    鳥野

2008年07月08日 | Weblog
麗さんが「ついにここまで来たか」と嘆いておられた車内のマナー。
先ごろワタシは、バスの中で全く呆れたシーンに出会いました。

縦列に並ぶ座席の一つで、やおら手鏡を取り出したのは男性。大型のバッグの中には、色々と揃っているらしい。
聞けば、そう珍しい事ではないようです。

 その週、荻原教室の題詠の題は「笑」。
 いいネタとばかりに、早速使わせていただきました。
 土佐日記の冒頭を拝借して

  ・ 女もすなるという車内化粧を男もするなり 笑うよりほかなし
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