病気を治す「まじない歌」です。
作者は糟谷磯丸。渥美半島の伊良湖の貧しい漁師の家に生まれました。
ちょうど今から250年前のことです。
読み書きの出来なかった磯丸。
母の病気治癒を祈って神社に通っていました。
その時、旅人が和歌を口ずさむのを耳に。
美しい調べに心惹かれたそうです。
歌をはじめた磯丸は、文字を覚え、先生に習って上達。
数多く詠んだ歌の中に「まじない歌」がありました。
庶民の願いが叶うように、と磯丸がつくったもの。
病気治癒、家内安全、虫除け、火除け・・・など様々です。
古今集の序に紀貫之が書いているように、歌には
「ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、
めにみえぬ鬼神をも、あわれとおもわせ・・・」
というスーパー・パワーがあると信じられていました。
掛け軸などにして願うと、ご利益もあったとか。
その功績で死後、磯丸霊神という神様になったそうです。
さて、この歌にはどんな願いが込められているのでしょうか?
いのれかし花のさかりに たねとなるみをばむすぶの 神にまかせて
遅足
今日の応答の一日一句。
身辺の整理捗る冬籠もり 孝
冬籠りとて大瓶の純米酒 亜子
作者は糟谷磯丸。渥美半島の伊良湖の貧しい漁師の家に生まれました。
ちょうど今から250年前のことです。
読み書きの出来なかった磯丸。
母の病気治癒を祈って神社に通っていました。
その時、旅人が和歌を口ずさむのを耳に。
美しい調べに心惹かれたそうです。
歌をはじめた磯丸は、文字を覚え、先生に習って上達。
数多く詠んだ歌の中に「まじない歌」がありました。
庶民の願いが叶うように、と磯丸がつくったもの。
病気治癒、家内安全、虫除け、火除け・・・など様々です。
古今集の序に紀貫之が書いているように、歌には
「ちからをもいれずして、あめつちをうごかし、
めにみえぬ鬼神をも、あわれとおもわせ・・・」
というスーパー・パワーがあると信じられていました。
掛け軸などにして願うと、ご利益もあったとか。
その功績で死後、磯丸霊神という神様になったそうです。
さて、この歌にはどんな願いが込められているのでしょうか?
いのれかし花のさかりに たねとなるみをばむすぶの 神にまかせて
遅足
今日の応答の一日一句。
身辺の整理捗る冬籠もり 孝
冬籠りとて大瓶の純米酒 亜子