六月上旬、北海道でも勿忘草の咲く季節となりました。
ワスレナグサの名前の由来は、英名 forget me not の直訳、中世ドイツの悲恋物語。
それにしても「勿忘草」をワスレナグサと読むためにはレ点(返り点)を付けなければ読めない。
明治時代の命名であるから、漢文の影響が有ったのだろう。
十年以上前の写真になりますが、西表島南風見田の浜近くに有る忘勿石の碑です。
「忘勿石 ハテルマ シキナ」と岩に刻まれた文字が今でも残っています。
1945年子供達への追悼文ですから、日本語読みで書かれています。
蛇足ですが、忘勿石とは・・・・・です。
西表島南風見田の浜から見た水平線の向こうの波照間島です。