今年は元旦から荒れ模様、今も窓の外は猛吹雪で夕方の様に薄暗くなっています。
外出もままならず、布団に潜って初夢の続きでもと思っても、そこは年寄の早起きで
否が応でも目が覚めてしまいます。
夢と言えば、一生に一度はエベレスト街道をトレッキングして雄大なヒマラヤ山脈を
眺めてみたかったのですが、今となっては気力・体力・金力が無いため、
本当の夢に終わってしまいました。
昨年ウロついていた座間味島の林道の露頭、ここでヒマラヤ山脈を眺める夢
(夢想・妄想)を見ましょう。
化石を産しないためはっきりしないのですが、白亜紀から古第三期の地層でしょう。
ヒマラヤ山脈を構成する地層の中にも、ほぼ同時期のものが有ります。
成層構造を成している様に見えるが、近くで見ればこんなになっています。
ガチガチの岩石をクシャクシャに折り曲げたこの力こそが、ヒマラヤ山脈を
8,000mにまで押し上げた力と同じなのです。
プレートの動きであり、マントル対流であり、地球中心核の熱放出であり、
放射性物質の崩壊熱であり、超新星爆発であり、宇宙進化のなせる業なのです。
百円玉の地層の中に、ヒマラヤ山脈から宇宙進化論まで深読みするのは、
ほとんど妄想の域ですね。