命のことば (文芸第一ピース)瀬戸内 寂聴講談社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
かけがえのない命を、輝かせて生きるために。
先人の智恵を選りすぐり、寂聴尼があなたに贈る珠玉の「ことば」集。
カラー挿画 榊莫山
◆「MARC」データベースより◆
作家・僧侶として活躍する瀬戸内寂聴が、先人たちが残した智恵のことばを選りすぐり、苦しみと無常の世に生きるすべての人に贈る珠玉の「ことば」集。榊莫山の書画も収録。
『寂庵だより』連載「今月のことば」の単行本化。
【読んだ理由】
瀬戸内 寂聴作品だから。
【印象に残った一行】
『親切で慎み深くありなさい
あなたに出会った人が誰でも
前よりきっと気持ちよく
明るくなって帰るようにしなさい
親切があなたの表情に
まなざしに
ほほえみに
温かく声をかける言葉に
あらわれますように』マザー・テレサの言葉
『火は物を焦がすとその火は知らず、水は物を潤すとその水は知らず。仏は慈悲をして慈悲を知らず。』至道無難の言葉。
『死は、前よりしも来たらず かねて後ろに迫る』吉田兼好著 徒然草
【コメント】
命という宝物・すべての苦しみは煩悩から・他を愛する慈悲の心を・無常の世をみつめて・の各編からなり仏教を中心に先哲の金言には心打たれる。