日本男道記

ある日本男子の生き様

学而第一04

2009年04月21日 | 論語を読む

【原文】
曾子曰、吾日三省吾身。爲人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。

【読み下し】
曽子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)日(ひ)に吾(わ)が身(み)を三省(さんせい)す。人(ひと)の為(ため)に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか。朋友(ほうゆう)と交(まじ)わりて信(しん)ならざるか。習(なら)わざるを伝(つた)うるか。  

【通釈】
曾子がいわれた、「私は毎日何度も我が身について反省する。人の為に考えてあげて真心からできなかったのではないか。友達と交際して誠実でなかったのではないか。よくおさらいもしないことを[受け売りで]人に教えたのではないかと。」

【English】
Zeng Zi said "Everyday I examine myself on three counts. In what I have undertaken on other's behalf, did I not I not do my best? In my dealings with friends, have I failed to be trustworthy in what I say? Have I failed to practise repeatedly what I have learned?

The philosopher Tsang said, "I daily examine myself on three points:-whether, in transacting business for others, I may have been not faithful;-whether, in intercourse with friends, I may have been not sincere;-whether I may have not mastered and practiced the instructions of my teacher."
『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。





浮世断語

2009年04月21日 | 読書日記
浮世断語 (河出文庫) (河出文庫)
三遊亭 金馬
河出書房新社

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【一口紹介】
◆内容紹介◆
明快でわかりやすく、抱腹絶倒の芸風で一世を風靡した昭和の大名人金馬。
大知識人でもあった師匠の、落語に関する造詣と、その時代の世態風俗をあまさず綴った落語読み物の真打ち登場。帯推薦・立川談志。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
この随筆はひとりよがりの芸談ではない。いうならば明治大正昭和三代にわたる世相や人心の推移変遷を筆にした観察記であり、落語そのものの真の醍醐味を語った趣味論であり、得がたい風俗史の資料メモであり、言語生活録である。面白さを追求した教養人、金馬に始まり金馬に帰る、落語の名著の決定版。

◆著者略歴◆
1894年、東京本所生まれ。三代目。明快な語り口でわかりやすく、抱腹絶倒、そして何度きいてもあきない芸風で、老若男女だれからも絶大な人気を誇った落語家。昭和の大名人のひとり。頑固痛快な人柄で親しまれ、落語の普及に尽くした。1913年、三遊亭歌当名で入門。1929年、三代目金馬襲名。1934年、東宝名人会専属。1964年、逝去

【読んだ理由】
落語家本だから。

【印象に残った一行】
「この酒は灘ではあるめえ。なに上州から参ります。八木節みたいな酒だなあ」
ここまではよかったが、
「名前がある。なんという酒だ。なに兜正宗。頭へきそうな酒だなあ」
このクスグリがお客様には大うけであるが、上州酒類組合から抗議を申し込まれた。ぼくは今までずいぶんいろいろな酒屋で飲んだことがあるが、兜正宗なんという名前の酒があるとは思っていなかったので、それが偶然の廻り会わせか、そんな名前の酒があったのには驚いた。

【コメント】
東京大空襲で家族を失った竿師の兄弟を引きとった人情家。妹は長じて初代林家三平婦人となる海老名香葉子さん。
明快な語り口でわかりやすい落語であるが、私には文章はやや読みにくかった。
 


Daily Vocabulary(2009/04/21)

2009年04月21日 | Daily Vocabulary
7396.from scratch(ゼロから)
We started literally from scratch and developed a user-friendly system.
7397.retrieve(~を取り出す、取り戻す、回収する)
We are going to retrieve a broken satellite.
7398.far beyond(~をとっくに過ぎて)
A-Tech.com is far beyond the startup stage.
7399.coincide with(~と同時に起こる、~と一致する)
Appearance seldom coincide with reality.
7400.competence(適性、能力)
That exactly coincides with my competence.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

iタウンページ
  


ある求人の資格欄に【MOS一般程度知識のある方】と書いてあった。
MOS?MOS BURGERなら食べたことは無いが、お店を見たことはある。
調べてみました。
「Microsoft Office Specialist
(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)という資格試験で、
「MOS」は、Microsoft Office Specialistの頭文字から取った略称なのです。
マイクロソフト社のマイクロソフトオフィスに含まれるエクセル、ワード、アウトルック、アクセス、パワーポイントこれらの製品の機能を、どれだけ理解していかに使いこなせるか、マイクロソフト社が資格認定する制度なのです。

エクセルが出来ます、ワードが出来ますと言った所でどのぐらい使えるのか具体的に伝わらないことがありますよね。そんな時、MOSを持っていると的確に技術をアピールできるのです。」
詳しくはMicrosoft Office Specialist 公式サイト

誠に絵に描いたような泥縄ではあるが、今日から、まずワードから早速受験勉強開始。
自分の無知が悔やまれる。

早速書店でテキストを購入。2000円也。