日本男道記

ある日本男子の生き様

山号寺号

2009年04月12日 | 私の好きな落語
【まくら】
別名『恵方参り』ともいう。また、この落語の内容から、「○○さん○○じ」という言葉を見つける言葉遊びも指すようになった。
ほとんどの寺院には「○○山○○寺」という呼び名があり、この山号と寺号を合わせて「山号寺号」と呼ぶ。

【あらすじ】
若旦那が浅草にある観音様にお詣りにいく。そこへ幇間の一八が現れる。
どこへ行くのかと尋ねた一八に、浅草の観音様だと答えると、「ああ、金龍山浅草寺ですか」と言う。
さらに一八はどんなところにも山号寺号があると言ってしまう。
どんなところにもあるんだなと念を押して、若旦那はこの場にも山号寺号があるか、と一八に迫る。
弁解をする一八だが、若旦那は言うことを聞かない。もしあったら金一円(時代により異なる)やるという。
頓知を利かせて一八は次々に「山号寺号」を披露する。
「車屋さん広小路」、「おかみさん拭き掃除」、「乳母さん子を大事」、「時計屋さん今何時」、「看護婦さん赤十字」、 「肉屋さんソーセージ 」、「お医者さんイボ痔」。
お蔭で若旦那はすっかり金を巻き上げられてしまう。
「今度は私がやろう」と、若旦那は一八の財布をふところに入れ、「一目散随徳寺」と言って逃げる。(「随徳寺」とは、ずいっとそのままにして逃げることを指す古い言葉である)
それに対して、逃げられた一八は「南無三、仕損じ」というのが落ちである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

【オチ・サゲ】
にわか落ち(駄洒落の落ち、「地口落ち」とも)


【この噺を得意とした落語家】
・八代目 春風亭柳枝
・六代目 春風亭柳橋

 




Daily Vocabulary(2009/04/12)

2009年04月12日 | Daily Vocabulary
7351.entry-level(初心者[入社]の段階、新入社員、初心者レベルの、初歩的な)
We need to take on more entry-level staff.
7352.for sure(確実に、確かに)
You never know for sure until you witness their work.
7353.in balancing(両立)
I mean, women are very interested in balancing work and family for a very good reason.
7354.challenge(能力を試される課題、仕事)
The biggest challenge we face is fund-raising.
7355.shrewd(鋭い、明敏な、鋭敏な)
Under the new CEO's shrewd management, our business grew dramatically.
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(本の整理中見つけた文章、出典などすべて不明)

豆腐

信仰は お豆腐のようになることです
豆腐は 煮られてもよし
焼かれてもよし 揚げられてもよし
生で冷奴で ご飯の菜によし
湯豆腐で一杯 酒のさかなによし
柔らかくて 老人 病人のお気に入り
子どもや 若い者からも 好かれる
男によし 女によし
貧乏人によし 金持によし
平民的であって 気品もあり
上流へも好かれる
行儀よく切って 吸物となり
精進料理によし
握りつぶして味噌汁の身となり
家庭料理に向く
四時 春夏秋冬 いつでも使われ
安価であって ご馳走の一つに数えられ
山間に都会に どこでも歓迎せらるる
貴顕や 外客の招宴にも迎えられ
簡単なる学生の自炊生活にも 喜ばれる
女は特に 豆腐のようでなければいかぬ
徹した人は 豆腐の如くやわらかくて しかも形を崩さぬ
味がないようで 味があり
平凡に見えて 非凡。