【まくら】
別名『恵方参り』ともいう。また、この落語の内容から、「○○さん○○じ」という言葉を見つける言葉遊びも指すようになった。
ほとんどの寺院には「○○山○○寺」という呼び名があり、この山号と寺号を合わせて「山号寺号」と呼ぶ。
【あらすじ】
若旦那が浅草にある観音様にお詣りにいく。そこへ幇間の一八が現れる。
どこへ行くのかと尋ねた一八に、浅草の観音様だと答えると、「ああ、金龍山浅草寺ですか」と言う。
さらに一八はどんなところにも山号寺号があると言ってしまう。
どんなところにもあるんだなと念を押して、若旦那はこの場にも山号寺号があるか、と一八に迫る。
弁解をする一八だが、若旦那は言うことを聞かない。もしあったら金一円(時代により異なる)やるという。
頓知を利かせて一八は次々に「山号寺号」を披露する。
「車屋さん広小路」、「おかみさん拭き掃除」、「乳母さん子を大事」、「時計屋さん今何時」、「看護婦さん赤十字」、 「肉屋さんソーセージ 」、「お医者さんイボ痔」。
お蔭で若旦那はすっかり金を巻き上げられてしまう。
「今度は私がやろう」と、若旦那は一八の財布をふところに入れ、「一目散随徳寺」と言って逃げる。(「随徳寺」とは、ずいっとそのままにして逃げることを指す古い言葉である)
それに対して、逃げられた一八は「南無三、仕損じ」というのが落ちである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【オチ・サゲ】
にわか落ち(駄洒落の落ち、「地口落ち」とも)
【この噺を得意とした落語家】
・八代目 春風亭柳枝
・六代目 春風亭柳橋
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別名『恵方参り』ともいう。また、この落語の内容から、「○○さん○○じ」という言葉を見つける言葉遊びも指すようになった。
ほとんどの寺院には「○○山○○寺」という呼び名があり、この山号と寺号を合わせて「山号寺号」と呼ぶ。
【あらすじ】
若旦那が浅草にある観音様にお詣りにいく。そこへ幇間の一八が現れる。
どこへ行くのかと尋ねた一八に、浅草の観音様だと答えると、「ああ、金龍山浅草寺ですか」と言う。
さらに一八はどんなところにも山号寺号があると言ってしまう。
どんなところにもあるんだなと念を押して、若旦那はこの場にも山号寺号があるか、と一八に迫る。
弁解をする一八だが、若旦那は言うことを聞かない。もしあったら金一円(時代により異なる)やるという。
頓知を利かせて一八は次々に「山号寺号」を披露する。
「車屋さん広小路」、「おかみさん拭き掃除」、「乳母さん子を大事」、「時計屋さん今何時」、「看護婦さん赤十字」、 「肉屋さんソーセージ 」、「お医者さんイボ痔」。
お蔭で若旦那はすっかり金を巻き上げられてしまう。
「今度は私がやろう」と、若旦那は一八の財布をふところに入れ、「一目散随徳寺」と言って逃げる。(「随徳寺」とは、ずいっとそのままにして逃げることを指す古い言葉である)
それに対して、逃げられた一八は「南無三、仕損じ」というのが落ちである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【オチ・サゲ】
にわか落ち(駄洒落の落ち、「地口落ち」とも)
【この噺を得意とした落語家】
・八代目 春風亭柳枝
・六代目 春風亭柳橋
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