日本男道記

ある日本男子の生き様

ボクの学校は山と川

2009年06月06日 | 読書日記
ボクの学校は山と川
矢口 高雄
白水社

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【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
『釣りキチ三平』でおなじみの著者が、その少年時代を痛快に、しみじみと描く好エッセイ。
舞台は秋田の山あいの村。映画館やファミコンなんかありはしない。
山と川とが遊び場であり、勉強部屋だ。
前代未聞のユニーク先生やワルガキ達の活躍も抱腹絶倒。
おおらかさと自由を求める親子に贈る一冊。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
舞台は秋田の山合いの村。山と川が遊び場であり、勉強部屋だ。
ケガなど日常茶飯事。だけど、そのたびに生きる術を自分の体で学ぶんだ。
前代未聞のユニーク先生や、ワンパクどもの活躍も抱腹絶倒!『釣りキチ三平』の著者が、そのおおらかな少年時代をいきいきと描く好エッセイ!

◆著者紹介◆
本名高橋高雄。1939年、秋田平鹿郡増田町生まれ。町の中心から20キロも離れた奥羽山脈の山襞の寒村で育つ。マンガ少年、釣りキチ少年、昆虫少年として「忙しいガキ」時代を送る。理解のある両親と先生にも恵まれて、よく学びよく遊ぶ。少年時代の漫画熱がさめやらず、高校卒業後12年間勤めた銀行を辞め、30歳にして上京、漫画家として異例のスタートをきる。1973年『釣りキチ三平』の連載開始。同年、『幻の怪蛇・バチヘビ』を発表、全国に一大ツチノコブームを巻き起こす。翌74年、この2作品で講談社出版文化賞(児童まんが部門)を受賞。76年、自然とクマと人間の闘いを描いた『マタギ』で、日本漫画家協会賞大賞(グランプリ)を受賞した。主著に『オーイ!山びこ』『ボクの手塚治虫』(共に毎日新聞社)、『釣りキチ三平』『釣りバカたち』『螢雪時代』(共に講談社)、『ボクの先生は山と川』(白水社)がある。

【読んだ理由】
NHK[私の1冊 日本の100冊」の中で米村でんじろうさん推薦本。

【印象に残った一行】
夏の炎天下、一人黙々とつんだ葛の葉を、小柄な体に小山のように背負って、汗だくで山路を降りてくる母の姿が、今もボクの瞼に焼きついている。だからボクの高校生活は、学用品以外は一杯のラーメンを食べることも、一本の映画を見ることもしなkった。そして修学旅行にさえも行っていない。だからと言ってボクは、そんな自分を不幸と思ったことは一度もない。中学だけで社会に出ていった友を思う時、貧しいながらも孝行へ行き勉強できる自分を、なんと幸福者だろうと思った。 
【コメント】
私とは11歳違いであり社会的な状況はかなり違うが、私も子どものころは田舎の山と川で育った、自分の幼い頃の姿をダブらせながら、懐かしい思いで楽しく読めた。続編の、『ボクの先生は山と川』も読んでみよう。
 



Daily Vocabulary(2009/06/06)

2009年06月06日 | Daily Vocabulary
7621.citizen judge system(裁判員制度)
A new citizen judge system to allow citizens to participate in judging serious criminal cases began May 21.
7622.New Democratic Party of Japan(民主党)
New Democratic Party of Japan President Yukio Hatoyama officially launched his executive lineup May 19.
7623.lay judges(裁判員)
The first trial attended by a panel of professional judges and lay judgesis expected to be held in late July at the earliest.
7624.global recession(世界規模の不況)
we've been in a period of global recession.
7625.be trapped by(罠にかかk)
We should really be careful not to be trapped by these books.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

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