日本男道記

ある日本男子の生き様

観音経17

2009年07月31日 | お経を読む・理解する
【原文】
衆生被困厄 無量苦逼身 観音妙智力 能救世間苦

【読み】
しゅ-じょうひーこんやく むーりょうくーひつしん かんのんみょうちーりき のうぐーせーけんくー

【通釈】
大勢の人びとが色々な困難に遭い、そのはかりしれない苦しみが身に迫ってきた時、観世音菩薩の最も優れた不思議な智慧の力(観音さまは菩薩の行を積んだ結果として仏さまと同じ智慧の力をもたれている)によって、大勢の人を世間の苦しみから救っているのである。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara