日本男道記

ある日本男子の生き様

40:都座楽屋頭取(篠塚浦右衛門)口上図

2013年02月10日 | 東洲斎写楽撰 全40点
40:都座楽屋頭取(篠塚浦右衛門)口上図

この図は、都座の楽屋頭取(多分篠塚浦右衛門)が舞台で口上の巻をひろげてつぎに上場する狂言や役者名、役名を読み上げている図である。
楽屋頭取とは、こうした口上の読み上げのほか、楽屋全体の取締りや舞台の進行をはかる役目であって、かつては一流の役者ではないが芝居のこと、故実やしきたりのことに精通し、そのうえ役者たちにも顔のきく古参の役者がこの位置につくのである。

この図を見ても、その顔面描写に、その年輪のほどがうかがえて、まことに写楽の顔面描写の卓抜さには驚嘆すべきものがある。
世界の肖像画家としての技量は、この一図だけでも認められていい。
しかもこの絵は僅かに柿色の裃と藍地の単衣だけの色彩である。
それでいて、絵にこれだけの厚みと奥行きがあるのである。

巻の裏からすけて見える文字は、「自是二番目新板似顔奉入御覧候」とある。
これによって、本図は、第一期につづいて、第二期作品の序図と見るべきである。

東洲斎 写楽
東洲斎 写楽(とうしゅうさい しゃらく、旧字体:東洲齋 寫樂、生没年不詳)は、江戸時代中期の浮世絵師。
寛政6年(1794年)5月から翌年の寛政7年3月にかけての約10ヶ月の期間内に約145点余の錦絵作品を出版し、忽然と浮世絵の分野から姿を消した正体不明の謎の浮世絵師として知られる。
本名、生没年、出生地などは長きにわたり不明であり、その正体については様々な研究がなされてきたが、現在では阿波の能役者斎藤十郎兵衛(さいとう じゅうろべえ、1763年? - 1820年?)だとする説が有力となっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2013/02/10)

2013年02月10日 | Daily Vocabulary
14306.burn someone in effigy(憎い人などの人形などを焼く)
The people burned the dictator in effigy to show their discontent.
14307.burn down(人をへこます)
You have burned him down so badly he's too ashamed to return to work.
14308.burn to a crisp(黒焦げにする、カリカリに焦がす)
I burnt the cookies to a crisp when I forgot to turn off down the oven.
14309.attack(発作、発病)
I had a kidney stone attack once, and it was the most painful experience I've ever had.
14310.feel at home(社交的な、外交的な)
You're our special guest so please feel at home.
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