キャリアの教科書 | |
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【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
エンプロイアビリティ (雇われる能力) が注目をあびている。
会社から自立し、就職や転職で成功するために自分をどう高めるかを説く。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
エンプロイアビリティとは、「雇われる力」であり、いざというときは「自分自身を雇う力」になる。
5つの質問に答え、3つのワークを実践すれば、かならずエンプロイアビリティが磨かれる。
そして、自分の仕事をつかみ、自分の人生を生き抜くことができる。
新しいキャリアの法則とストーリーが満載。
◆内容(「MARC」データベースより)◆
エンプロイアビリティとは「雇われる力」。
いざというときは「自分を雇う力」になる。
人生をひらく5つの質問に答えを出し、生きる力を磨く3つのワークを実践すれば、必ずエンプロイアビリティが磨かれる。
◆著者 佐々木 直彦, 2003/06/30◆
キャリアをひらく闘いをしているすべてのビジネスパーソンへ
ひとつの会社で働き続けるにせよ、転職するにせよ、独立や起業をするにせよ、 自分の「エンプロイアビリティ」を磨くことが、自分のキャリアをひらいて自分の人生を生き抜くための鍵だーーーというのが本書の主張です。
エンプロイアビリティとは、「雇われる力」であって、しかもいざというときには「自分自身を雇う力」になる能力です。
雇い主とうまくやるコミュニケーションは重要です。
しかし、迎合するだけではだめ。
自立したビジネスパーソンとして信頼されることがエンプロイアビリティにつながるケースがどんどん増えています。
ではどうすれば、エンプロイアビリティが磨かれるのか。
それは、5つの質問に答えを出し、3つのワークを実践すること。
本書では、その方法と、実践的ストーリーについて、できるかぎり臨場感をもって示すというチャレンジをしました。
どんなに「自分の棚卸し」をうまくやっても、それだけではキャリアはひらけません。
現場で自分にしかできない体験をし、そこで自分を変えること、自分にしかできない人とのつながりをもつことなどがあってはじめて、キャリアはひらかれます。
そこにあるのは「新しいキャリアの法則」です。
今の時代が、厳しい時代であることは間違いありません。
しかし、考え方、動き方を少し変えるだけで「自分の転機」を好機会にしたり、行き詰まった状況を乗り越えることができることは意外に多いというのが私の実感です。
本書を読んでいただいた方が、自分の世界をおもしろくするために、そして、社会のために自分を生かすために「ちょっとの勇気」をもってもらえたら。
【読んだ理由】
仕事の参考になれば。
【印象に残った一行】
キャリア仮説とは、自分らしい仕事とはどのようなもので、自分の人生を、仕事を通してどのようなものにしていくかというというイメージを明確にしたものである。
自分は、いま、何故この仕事をしているのか。
ここにいたるまでの道のりはどのようなものだったのか。
どんなビジョンを描いて、どのようなスタンスでいまを生きているのか。
キャリアは仮説には必要条件がある。
それは、5つの問に答えて答えていることだ。その問いとは、
1.自分は何が出来るのか
2.自分は何をしてきたのか
3.自分は何をやりたいのか
4.自分は何故それをやりたいのか
5.自分の人生をどのようなものにしていきたいのか
人生は何段ロケットだろうか。
(中略)
仕事、そして人生には失敗もある。アンラッキーもある。勝負に負けることもある。きつい抵抗にあって押し出されることも、しょっちゅうあるだろう。
しかい、うまくいかないことが悪いことだとは限らない。
行き詰まっても、そこから新しい推進エネルギーが湧いてきて、思ってもみなかった展開がはじまることがある。
本当の自分が発見できるのはそういうときだし、必死になれるのも自分に危機が訪れたときだ。
成功しているといわれる人たちの多くは、危機を前向きに生かして新しいロケットを噴射してきたようにみえる。
【コメント】
「敷かれたレール」が消えていく時代のemployabilityを高めるための教科書だ。