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文藝春秋 |
FONT color="#0000FF">【一口紹介】
◆内容紹介◆
私小説を再生させた著者による非道の連作集。貫多こそ人間の生の姿だ!哄笑、破裂する文学
◆出版社コメント◆
この傑作連作集こそが、私小説の究極の姿なのか。
私小説の救世主として純文学界に躍り出た著者の連作小説。同棲相手の秋恵と繰り広げる人間模様。人間存在の情なさと愛おしさに迫る。
私小説を再生させた著者による連作集。
貫多は秋恵という女性を同棲相手に得ますが、ある日、とてつもなくつまらないことから、貫多は秋恵に暴力を奮い怪我をさせます。
その地点から、2人の関係は混迷を深めていきます。
真摯にして滑稽な貫多の行動は、人間というものが持つ根源的なあさましさ、いとおしさを発散。
ますます練達の度を深める作者の洗練されつくされた「野暮」を味わってください。
【読んだ理由】
「苦役列車」に次ぐ西村健太作品。
【印象に残った一行】
確かにDVは悪い。これは間違いなく加える側が悪いに決まっているのだが、しかしやられる側にだって、結局はそれをやられるだけの相応の理由と云うのが、また確実に存在するのだ。
それなのに何故、危害を加えられた方は自らをまるで俯瞰することをせず、その点、少しでも深省しようとしないのか。
ただ被害者ヅラするばかりで、相手の下手に出続けている真情を、どうして僅かながらにでも汲んでくれようとはしないのか。
【コメント】
濃い内容だが、読後の爽快感は何なのか?