日本男道記

ある日本男子の生き様

黄金

2017年07月30日 | 映画日記
黄金

原題   The Treasure of the Sierra Madre
製作年   11948年6月6日
製作国   アメリカ合衆国
監督    ジョン・ヒューストン
原作    B・トレヴン
脚本    ジョン・ヒューストン
音楽    マックス・スタイナー レオ・F・フォーブステイン
撮影    テッド・マッコード
出演    ハンフリー・ボガート ウォルター・ヒューストン ティム・ホルトほか

ストーリー 
1920年のことである。シエラ・マドレの山脈を西北に望むメキシコのタムピコの港で、運に見放されたアブレ者のアメリカ人が二人落ちあった。
一人はダッブスという男ざかり、一人はやや若いカーチンだ。建築工事があるというので、早速汗を流したが二人とも賃金はもらえず、宿屋とは名ばかりの薄汚い小屋で、顔見合わせて苦笑いした。
そしてハワードという老人の山師がマドレの山の中に金があると話しているのを聞いた。ダッブスとカーチンはだまされた気でハワードに案内させる。
というのはダッブスが富くじで少しばかり当てたので、それで必要な道具と食糧を買い、山が当たれば三人山分けと決めた。タムピコからデュランゴまで鉄道で行ったがそれからはロバの旅であった。
不思議な運のよさで、三人は金を掘り当てたが、それからというもの、ダッブスは他の二人を疑いの眼で見て夜もおちおち眠れない。
そこへ得体の知れないコディと名乗る男が、ひょう然と風の如くに訪れて来て、仲間に入れてくれと資本金を出し、テコでも動かない。
ところが、突如ゴールド・ハットを頭目とする23名の山賊が襲って来た。その戦いで三人はからくも命は助かったが、不意打ちを食ったコディは殺されてしまった。
この事件でダッブスの神経はいよいよとがって来たし、その気持はカーチンにもうつって、三人の仲間は猜疑の眼でにらみ合いを続けるばかりだ。
その間にも砂金は袋に一杯となったので、ともかくも山を去ろうということになる。帰りの山路は難渋を極めたが、そのうえ途中でインディアンの群につかまった。
幸にも無害な種族で、少年の急病を治してくれというのだった。ダッブスの骨折で、少年は助かり全集落の信任を得たけれども、彼の仲間に対する猜疑は強まるばかりで、ダッブスとカーチンは到頭射ち合った。
カーチンは傷ついたまま捨てられ、ダッブスは宝を一人占めにして山を下ろうと難儀を続けた。
山賊のゴールド・ハットは待ち伏せして、ダッブスを刺殺して彼の砂金袋を奪ったが、袋を切りさいて出た砂金を金とは知らず折からの強風に金の砂を吹き飛ばしてしまった。
一方カーチンは息を吹き返し、ハワード老人のところにからくもたどり着く。
そしてゴールド・ハットがダッブスを殺し、砂金を風に吹きちらかし、悪運つきて官憲に捕らえられたという話を一緒に聞いたハワード老人はカラカラと笑いながら、カーチンにさとすようにいった。
人生ってものはお笑い草だよ、とりわけ金が絡んだとなれァ、きっとお笑い草に終わるんだ。


Daily Vocabulary(2017/07/30)

2017年07月30日 | Daily Vocabulary
20201.be traced back to(~までさかのぼる)
The concept later embodied in the U.S. Constitution can be traced back to this charter.
20202.sign up(登録している)
I've signed up as a volunteer with a tutoring group that helps schoolchildren with their homework.
20203.bone up(力を入れる)
I have to bone up on my physics.
20204.tutoring group(個別指導)
The tutoring group is sounds like a great idea.
20205.as best one can(出来るかぎり)
I help kids understand their homework assignment, answer their questions as best I can.

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