【内容紹介】
本書では、歴史に刻まれた日本人の生き方を、それぞれの土地・風土との関連の中に、共通項と独特の個性の両面から、探ってみることにしました。それは、言い換えれば、日本人の遺伝子とは何か、ということを、それぞれの時代に、日本の各地で活躍した人物の生きざまを通して考えることでした。そして、そうした歴史上の人物にスポットライトを当てるために、いくつかの地域を選んで述べていくスタイルにしました。それは、いま流行の「歴史のパワースポット巡り」に通じるものがあるかもしれません。本書は、いわば私にとっての「歴史のパワースポット巡り」です。
本書の特色
・【鹿児島】人々の生活の向上を産業革命のテーマにした島津斉彬
・【福岡】保身をせず国家のため無言で死んでいった広田弘毅
・【徳島】日本初の「第九」公演を実現させた松江豊寿
・【島根】神話の時代に日本人の生き方とは何かを示した素戔嗚尊
・【和歌山】戦国武将の夢をすべてかなえた真田幸村
・【伊勢】国学の師弟、天才・賀茂真淵と努力家・本居宣長
・【岐阜】落城を前に家臣の身の振り方を思いやった織田秀信
・【福井】相手のいいところに光を当てる天才・お市の方
・【新潟】戦いに敗れても精神的な背骨を残す道を選んだ小林虎三郎
・【千葉】年を取るごとに成長していった伊能忠敬
・【山形】第二次大戦で武士道精神を世界に示した工藤俊作 他
本書の特色
・【鹿児島】人々の生活の向上を産業革命のテーマにした島津斉彬
・【福岡】保身をせず国家のため無言で死んでいった広田弘毅
・【徳島】日本初の「第九」公演を実現させた松江豊寿
・【島根】神話の時代に日本人の生き方とは何かを示した素戔嗚尊
・【和歌山】戦国武将の夢をすべてかなえた真田幸村
・【伊勢】国学の師弟、天才・賀茂真淵と努力家・本居宣長
・【岐阜】落城を前に家臣の身の振り方を思いやった織田秀信
・【福井】相手のいいところに光を当てる天才・お市の方
・【新潟】戦いに敗れても精神的な背骨を残す道を選んだ小林虎三郎
・【千葉】年を取るごとに成長していった伊能忠敬
・【山形】第二次大戦で武士道精神を世界に示した工藤俊作 他
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
大切な誰かのために、愛する郷土のために、誇りある人生のために―今なお輝き続ける歴史群像を、人物ゆかりの舞台とともに紹介!日本の歴史は「志」のリレー!
【読んだ理由】
前回に引き続き白駒妃登美さんの著作。
【最も印象に残った一行】
「夢」は自分のために叶えたいもの。だから夢は、自分が死ねば終わります。でも、志は違います。大好きな人や大切な人に笑顔になってほしいと心から願ったときに、溢れ出てくる思いがある。それを私は「志」と呼ぶのだと思います。「志」が叶えば、喜んでくれる人がいっぱいいます。ですから「志」は、自分が死んでも誰かに受け継がれていくのです。日本の歴史の本質は、この「志」のリレーにあるのではないでしょうか。
日本人の生き方ーーーキーワード
郷土愛のベースは「人」への憧れと誇り
日常生活の中にこそ学ぶべきものがある
まわりの人の善意や厚意に気づくことで人生は好転する
「恩」に感じるところから「利他の心」が芽生える
美意識こそが日本人の生き方を決めてきた
人は誰かに輝かせてもらいながら、誰かを輝かせている
やむにやまれぬ思いを体現するには本当の強さがいる
敵をつくらない、それこそが無敵の人生
何も求めずに尽くせば、道は開ける
限りある命を永遠の命にかえる生き方
【コメント】
参考になります、引き続きもう少し他の著書を読んでみよう。