日本男道記

ある日本男子の生き様

オモト【51】

2013年09月12日 | 日本の草木

万年青(おもと)は、オモトの古典園芸植物としての名である。非常に豊富な葉の形や模様を持ち、古典園芸植物の葉芸では一つの標準である。
オモト(学名:Rohdea japonica Roth)は常緑の多年生草本で、本州南部から中国にかけての暖地に分布する。
本来は幅広い深緑で長楕円形の葉をつけるものであるが、葉の型変わりや斑入りなどを選別して栽培することが古くから行われ、多くの品種がある。
それらを万年青(読みは「おもと」)と呼んで、古典園芸植物では重要なもののひとつである。
この項ではこれについて説明する。
なお、この植物の場合、花や実が鑑賞の対象となることが無く、種子植物の園芸植物ではほとんど例がない。
その代わり、葉に見られる芸に関してはこの植物が一つの標準となっている面もある。
野生種のオモトは30cm程の深緑の葉を持つ。葉は左右に振り分けるように出る。
形は先端が丸い長楕円形で両端は上に曲がり、その断面はU字型になる。葉質は革質でやや厚みがあり、表面にはかすかに葉脈が浮く。
そのままを栽培する場合もあるが、園芸種としてはこれに斑入りや葉変わりが現れるものに多くの品種が知られる。
葉の形や質はほぼ原種のままで斑入りが入るものを大葉系という。伸び伸びした葉姿と大柄な柄を楽しむものであるが品種は多くない。
より多くの品種は葉は小さめに、葉質は厚くなったものである。葉には多くの細かいしわがより、多彩な表面の質感を見せる。
また、斑入りもすっきりとした明確なものもあるが、細かい斑が入り組んだようなものが多く、微妙な味わいを楽しむ。
万年青の葉芸はその幅が広く、多様性が高い。そのためこれを表すのに多くの言葉が使われ、あるいは作られており、それらは他の古典園芸植物にも流用される。
いわば万年青の葉芸は古典園芸植物の芸の一つの標準ともなっている。

出典:ウィキペディア

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵なお写真です。。。 (紗真紗)
2013-09-12 11:10:08
日本男道記さま^^こんにちは~♪

オモトですか。。。
珍しくこの実、赤い実は知っておりますが、
お花はまだ見ぬ・・・なのです。。。

このお写真からは^^、
水面に映る葉っぱに雨上がりの風情を感じます。
先ほどは、ありがとうございました~♪
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何個目?? (マービーちゃん)
2013-09-12 15:49:11
こんにちは!

ただの草と思って、見落としそうな草木も知識として知っていたら、草木を見て思うことも違うんでしょうね。

ところで、今回は番号がないですが、何個目の草木ですか??
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Re:素敵なお写真です。。。 (日本男道記)
2013-09-12 16:36:08
こんにちは! 紗真紗さん!

稚拙な写真で恐縮です。

雨あがりのせいもあるのですが、今年は比較的丹念に
水やりしたので、瑞々しくなっています。

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Re:何個目?? (日本男道記)
2013-09-12 16:43:03
こんにちは!

ご指摘いただきありがとうございます。
何か足りないなぁと思っていたところです。
抜けていました。

そうですね、名前のない雑草はない、雑草という草はない。
これは天皇陛下のお言葉です。
植物図鑑とにらめっこしているのですが、名前がなかなか解りません。
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